かすとりとは? わかりやすく解説

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かす‐とり【×粕取り/×糟取り】

読み方:かすとり

粕取り焼酎(しょうちゅう)」の略。

米・などから急造し、かすだけを除いた下等な密造酒第二次大戦直後盛んに造られた。


粕取(かすとり)

本来は粕取(かすとり)焼酎のことであるが、終戦前後には甘酒麹と蒸米混ぜ発酵させた濁酒どぶろく)を単式蒸留した密造焼酎代名詞として使われた。これらには粗悪な酒質のものが多かったため、焼酎イメージダウンつながり焼酎本来の上級酒としての評価取り戻すのに長い年月要した

粕取

読み方:かすとり

  1. 酒の粕原料にしてつくつた焼酎のこと。⑵エロ・グロ雑誌のこと、カストリ焼酎三合でつぶれる(三号で廃刊)の意ともいう。又反故すきかえし再製紙(いわゆる粕取紙)を使つた意ともいう。
  2. エロ・グロ類いの(安(カストリ))雑誌カストリ焼酎から出た言葉カストリ焼酎三合(三号)で酔いつぶれるところより。〔俗〕

分類 俗/一般

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