越後さむらい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 05:59 UTC 版)
アルコール度数が46度と、焼酎なみの度数があり、日本国内で製造されている全ての日本酒の中で最もアルコール度数が高かった(焼酎では泡盛「どなん」の60度が国内最高度数と言われる。)。なお、現在(2006年酒税法改正以降)は酒税法上の定義はリキュールであるが、これは酒税法の改正によって「46度」というアルコール度数が日本酒の規格外となってしまったためであり、製造方法自体は一般に流通している日本酒と同じ製法(醸造した原酒にアルコール添加・加水しての製造)で作られている。2006年の酒税法改正前は、法的に「日本酒」となる酒のうち国内最高度数の日本酒であり、画像の写真の通り、化粧箱・瓶のラベル共に「日本酒」の記載があった。なお、以前は「越後さむらい」という表記であったが、現在は「越後武士」と改称している(ただし、品名の読みは「えちごさむらい」のままである)。 玉川酒造はこの酒に関しては「門外不出」としており、現在も新潟県外の酒店および酒類取扱店舗には一切卸していない(ただし、東京都内の新潟県アンテナショップである表参道・新潟館ネスパスにだけは例外的に卸している。)。しかし、「どうしても呑んでみたい」と購入を求める顧客が多いため、現在は県外購買者向けにインターネットによる通信販売を行っている。かつてはネット通販やアンテナショップにも門戸を開かない完全な「門外不出」であった(ちなみに、新潟県内の酒店には卸している。)[要出典]。 一覧 括弧内はアルコール度数を示す。 太字は現在発売中の製品、斜字は廃番製品。 越後さむらい(46度) - 1,800ml、720ml、180ml 越後さむらい 梅酒(18度) - 1,800ml、720ml、180ml 越後さむらい napoleon(43度) - 720ml、180ml 越後さむらいをオーク樽で寝かせたもの。 越後さむらい 神蛇(ジンジャー)(12度) - 720ml、180ml
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