原酒
「原酒」という呼び方は、かつては日本の酒税法で使われていましたが、1989年の級別廃止の酒税法改正に伴い、酒税法上の用語としては使われていません。一般には、「原酒」とは、樽から払い出されたままのウイスキーを指す用語となっています。
なお、一般的に「原酒」といわれているものとして、「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」があります。
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原酒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 04:12 UTC 版)
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原酒(げんしゅ)とは、加水をしておらず、アルコール度数の高い酒のことをいう。無加水ともいう。生酒とは異なる。
特徴
- 日本酒 - お酒本来の濃厚な香りを楽しむことができ、力強くインパクトの強い味わいである。アルコール度数は19度前後のものが多く、通常の日本酒より3~4度ほど高い度数である[1][信頼性要検証]。
- 焼酎 - アルコール度数が36度以上の、蒸留したての焼酎のことをいう。中でも蒸留して最初に出てくる焼酎原酒のことを「初垂れ(はなたれ)」「初留」という。アルコール度数は最も高く、44〜60度ほどある[2]。
- ウイスキー - ブレンドやヴァッティングを行う前の、樽から出されたままのウイスキーのことをいう。麦芽(モルト)を発酵させ、単式蒸溜器(ポットスチル)で2回蒸溜し、木製の樽で熟成したモルトウイスキーと、麦芽とトウモロコシ、ライ麦、小麦などの穀類を原料とし、連続式蒸溜機で蒸溜し、木製の樽で熟成したグレーンウイスキーがある[3]。
脚注
原酒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:45 UTC 版)
上漕後、割水もしくは加水調整(アルコール分1%未満の範囲内の加水調整を除く)をしない清酒。
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