モルトウイスキー
モルト(大麦麦芽)を発酵させ、ポットスチルで蒸溜したあと、樽貯蔵による長期熟成を行なったウイスキーのこと。麦芽をピートでいぶしながら乾燥させ、スモーキーフレーバーをつけるのも特徴のひとつです。蒸溜当初は無色で粗削りの性格ですが、樽の中で熟成を続けるうちに、琥珀色の香味豊かなウイスキーへと成長します。強くて華やかな香りと深くて濃い味を持ち、個性豊かなので、ラウド(声高な)スピリッツとも呼ばれ、グレーンウイスキーとのブレンドによるブレンデッドウイスキーをつくり上げるに際しては、品質の決め手として大きな役割を果たします。 世界のウイスキーの中では、代表的なものとして、スコッチウイスキー、ジャパニーズウイスキー、アイリッシュウイスキーがあります。 |
モルトウイスキー(もるとういすきー)
モルトウイスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:54 UTC 版)
「ニッカウヰスキー」の記事における「モルトウイスキー」の解説
大麦麦芽だけを原料としたウイスキー。同じ蒸溜所のモルトウイスキーをヴァッティングしたものを「シングルモルトウイスキー」、複数の蒸溜所のモルトウイスキーをヴァッティングしたものを「ピュアモルトウイスキー」と呼ぶ。アルコール度数調整のための加水も行う。 シングルモルト余市発売開始は1989年。ニッカの原点ともいえる余市蒸溜所のモルトのみを使用。2019年現在、ノンエイジのみのラインアップとなっている。2015年8月までは20年・15年・12年・10年が存在した。 1987年製造分が2008年WWA (ワールド・ウイスキー・アワード)世界最優秀賞 (WORLD'S BEST SINGLE MALT WHISKY)を受賞。 シングルモルト仙台宮城峡12年 ※終売品 (1989年) ピュアモルトみちのく宮城峡 (東北地方限定) ※終売品 (1995年) シングルモルト仙台 ※終売品 シングルモルト宮城峡発売開始は2003年。宮城峡蒸溜所のモルトのみを使用。2014年現在は15年・12年・10年がラインナップされる。 2014年には12年がISC (インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ) 金賞を受賞。 竹鶴発売開始は2000年。「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキーを」という発想の元、「竹鶴12年ピュアモルト」として誕生した商品である。 ニッカ セッション2020年9月29日発売。 北海道12年 ※終売品 ピュアモルト ※終売品ピュアモルトブラック (1984年11月 – 2018年6月) ピュアモルトレッド (1984年11月 – 2018年6月) ピュアモルトホワイト (1987年6月 – 2015年8月) 天狗オリジナルピュアモルト17年 ※終売品 - 居酒屋『天狗』 (テンアライド) 系列のプライベートブランド商品。アルコール度数が50度と、一般製品のピュアモルト (43度) よりやや高めになっている。 ピュアモルト北海道 (1982年 – 2010年) ピュアモルト北原酒15年 (1989年11月 – 1995年) ピュアモルト21年バカラ・クリスタル・デキャンター (1990年 – ?) ピュアモルト25年ロイヤル・コペンハーゲン・デキャンター (限定品) (1990年11月) ピュアモルトシェリー樽熟成 (1991年7月 – 1998年1月) ザ・ニッカウヰスキー ピュアモルト35年 (限定品) (2004年9月) スーパーニッカ原酒 ※終売品
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