ソーダ‐すい【ソーダ水】
炭酸水
(ソーダ水 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 03:50 UTC 版)

炭酸水(たんさんすい)とは、炭酸ガスを含む水のことをいう。「ソーダ水」「ソーダ」とも言われる。特にソフトドリンクでは、飲み物に清涼感を与える目的で、炭酸を原料の一つに使用し気泡を立たせる。これは炭酸飲料とも呼ばれる。日本農林規格(JAS)では、ガス内圧が0.29MPa以上の飲料が該当する[1]。
自然界でも、炭酸水は湧き水や温泉の形で産出し、温泉は一定要件を満たすと二酸化炭素泉と呼ばれる。飲用可能なものは、ミネラルウォーターの形で販売される。人工的に、水と炭酸ガスに圧力をかけて工場生産されている。欧米のレストランでは、水を注文する際「炭酸水」か「無炭酸の水」かを選んで注文する形式が一般的である。
炭酸水に調味料や香料を加えたものが『炭酸飲料』だが、日本では素の炭酸水は、飲食業における原材料(カクテルベース)として扱われ、一般消費者への普及は遅かった。
製造
水と炭酸ガスに圧力を加え炭酸(化学式:H2CO3)を製造するプロセスを炭酸飽和と呼ぶ。圧力を加えて製造される炭酸だが、圧力の影響がなくなると徐々に水と炭酸ガスに分離し、炭酸ガスは気泡の形で水中から放出されていく。
外部リンク
- 法規 製造 全清飲 - 全国全国清涼飲料連合会
- 三輪洋靖、持丸正明、野場重都 ほか、嚥下音による炭酸刺激強度と嚥下活動のモデル化 バイオメカニズム 2014年 22巻 p.49-58, doi:10.3951/biomechanisms.22.49
- 『炭酸水』 - コトバンク
「ソーダ水」の例文・使い方・用例・文例
- ソーダ水.
- ブランデーソーダ 《ブランデーをソーダ水で割ったもの》.
- ソーダ水をコップの中に吹き出させる.
- ソーダ水
- ソーダ水を飲むと胸が空く
- ソーダ水を分注する装置
- アルコールに混ぜるソーダ水やフルーツジュース
- 赤ワインとオレンジジュースまたはレモンジュースにソーダ水を加え甘くした
- スコッチモルトウイスキーとソーダ水で作るハイボール
- フルーツジュースに水かソーダ水を入れたポンチ(アルコールを入れることもある)
- モーゼルワイン・砂糖・ソーダ水かシャンパンにクルマバソウの香りをつけた飲み物
- 甘くしたライムジュース・ソーダ水・蒸留酒で作った飲み物
- ソーダ水売場で働く人
- (ソーダ水のように)炭酸ガスでの飽和
- ソーダ水という飲み物
- ソーダ水のページへのリンク