木の芽とは? わかりやすく解説

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き‐の‐め【木の芽】

読み方:きのめ

樹木新芽。このめ。《 春》

サンショウ若芽


こ‐の‐め【木の芽】

読み方:このめ

春にもえ出る木の新芽。きのめ。《 春》「あけぼの白きふる—かな/城」

サンショウ。きのめ。


木の芽

読み方:コノメ(konome), キノメkinome

芽吹く木の芽をいう

季節

分類 植物


サンショウ

(木の芽 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 05:31 UTC 版)

サンショウ(山椒[5]学名: Zanthoxylum piperitum)は、ミカン科サンショウ属落葉低木である。別名はハジカミ。山地の雑木林などに自生し、和食料理に添えられる若葉は食材として木の芽とも呼ばれる。雄株と雌株が別々であり、春に葉のわきに黄緑色の花を咲かせ、雌株のみ実をつける。葉と雄花、球果に独特な香りを有し、香辛料として使われる。


注釈

  1. ^ 直訳すると「日本のコショウ」とか「日本の辛味香辛料」といった意味である。
  2. ^ 中国も原産地だとする説も存在する。香辛料の分類と特徴”. 全日本スパイス協会 (2002年). 2011年2月8日閲覧。
  3. ^ サンショウの病気としては、真菌が原因の「白絹病」と呼ばれる病気などが知られる。
  4. ^ グラインダーとは、粒状のコショウなどを粉末にするための器具である。

出典

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