高じる
読み方:こうじる
別表記:昂じる、嵩じる
「高じる」とは、「ますます程度が甚だしくなる」「ますます気持ちが強くなる」「ますます状態が悪化する・ひどくなる」などの意味で用いられる表現である。「高ずる」ともいう。「趣味が高じて(仕事になる)」とか「病が高じて(死に至る)」のような言い回しで用いられることが多い。「高じる」は「高ずる」ともいう。どちらも意味・用法は同じであるが「高ずる」は文語的といえる。活用形は異なるものの、連用形は「高じ(-て)」と同形になる。
「趣味が高じて~」は、趣味として始めた事柄に対する興味や情熱がいっそう強くなり、趣味として楽しむだけでは物足りなくなって・趣味として余暇に楽しむ範疇を超えて、ついには仕事として取り組み始める、といった状況を指す表現としてよく用いられる言い方である。
「趣味が高じて~」は「趣味を仕事にする」という脈絡に限らず、「趣味に没頭して活動レベルがひとつ突き抜けた」というような状況の変化を表現する意味で用いられることもある。「病が高じて~」は、病状がいっそう悪化する、患っている病気が原因で深刻な状況に至る、といった意味合いで用いられる。
別表記:昂じる、嵩じる
「高じる」とは、「ますます程度が甚だしくなる」「ますます気持ちが強くなる」「ますます状態が悪化する・ひどくなる」などの意味で用いられる表現である。「高ずる」ともいう。「趣味が高じて(仕事になる)」とか「病が高じて(死に至る)」のような言い回しで用いられることが多い。「高じる」は「高ずる」ともいう。どちらも意味・用法は同じであるが「高ずる」は文語的といえる。活用形は異なるものの、連用形は「高じ(-て)」と同形になる。
「趣味が高じて~」は、趣味として始めた事柄に対する興味や情熱がいっそう強くなり、趣味として楽しむだけでは物足りなくなって・趣味として余暇に楽しむ範疇を超えて、ついには仕事として取り組み始める、といった状況を指す表現としてよく用いられる言い方である。
「趣味が高じて~」は「趣味を仕事にする」という脈絡に限らず、「趣味に没頭して活動レベルがひとつ突き抜けた」というような状況の変化を表現する意味で用いられることもある。「病が高じて~」は、病状がいっそう悪化する、患っている病気が原因で深刻な状況に至る、といった意味合いで用いられる。
こう・じる〔カウじる〕【高じる/×嵩じる/×昂じる】
品詞の分類
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