透明度とは? わかりやすく解説

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とうめい‐ど【透明度】

読み方:とうめいど

湖や海の水の透明の度合い透明度板水中沈め肉眼見えなくなるときの深さで表す。


透明度

湖や海の水の透明さを表す値で,直径30cmの白色円板水中沈めて見えなくなる深さ(m)で示します

透明度 (とうめいど)

 湖や海の水の透明さを表す値で、直径30cmの白色円盤水中沈めて見えなくなる深さ(m)で表す。

透明度

読み方とうめいど

湖や海の水の透明さを表す値。直径30cmの白色円盤水中沈めて見えなくなる深さ(m)で表す。

透明度(とうめいど)transparency

海水清濁度合を表す指標で、海水中に白色円板透明度板)を沈めていき、それがちょう見えなくなる深さ定義する。この深さは、透明度板からの反射光その上にある海水からの散乱光との相対的な強弱により決まるため、空の晴曇明るさにはほとんど関係しない黒潮域の透明度は30〜40m、親潮域で10〜15m、測定され最高値サルガッソー海得られた66.5m である。測定法簡単なため、現在でもしばしば用いられる

透明度

透明度は、透明度板セッキー円板)と呼ばれる直径30cmの白色円板水面から識別できる限界深さをmで表したもので、やはり水の濁り程度を表す指標です。透明度は主に湖沼海洋などの水深大き水域測定されます。

透明度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/21 23:03 UTC 版)

透明度(とうめいど、transparency)とは、主に海洋や湖沼や水泳用プールなどでの清濁を表現するために使用される指標である。透明度が高い水ほど、水が澄んでいて可視光をよく透過することを意味する。ただし、仮に有害物質が混入していたとしても透明度が下がるとは限らないので、透明度が高いからと言って必ず水が清浄であるとは限らない。

なお、水の他に、ガラスなどでも透明度が問題にされる場合があり、例えば透明度の高いことで知られるアクリル樹脂光学材料に用いられたりする。

定義

セッキ―円盤。アンジェロ・セッキが開発したのは左のものであるが、それを改良した右のものも使われる。

セッキー円盤を水中に沈め、肉眼により水面から識別できる限界の深さ。単位はm

特徴

肉眼で計測するため個人誤差が発生する。また、透明度は水の「見た目・外観」を表現しているに過ぎないため、透明度が高いだけでは水質汚染を免れているとは言えない。よって、数値の解釈には注意を要する。しかし、計測が比較的容易であり、水の清濁が直感的にわかりやすいため水質指標としてよく使われている。

シルト原生動物、生物の死骸・排出物などの浮遊物質が水中に存在することによって透明度は低下する。そのため、季節気象条件によって値が大きく変化するので、継続的な計測が求められる(通常、湖などのデータとして示されるのは年平均)。また、計測には円盤を沈める必要があるため、ある程度の水深が必要になる。

関係する他の指標

水の清濁に関連する水質指標としては、透視度(透明度と混同されやすい。主に河川や排水などの計測に利用される。また、スキューバダイビングにおいては水中で底面に対して水平方向に見ることの出来る距離を透視度と呼ぶ。)や、濁度(逆に濁りの度合いを示す)などがある。

生物との関係

透明度が低いことは、水中に到達する太陽光が少ないことを意味する。そのため、透明度は、例えば、植物プランクトンや水草(沈水性植物)や海藻などの水中で光合成を行う生物と密接な関係にある。海洋の場合、透明度は海洋生物の基礎生産を担う植物プランクトンと負の相関がある。つまり、基礎生産の高い(水産資源量の多い)海は、植物プランクトンが多いことにより着色した海であり、透明度は低い海である。

関連項目


透明度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:45 UTC 版)

日本酒」の記事における「透明度」の解説

どれだけ透明に成されたかを語る指標

※この「透明度」の解説は、「日本酒」の解説の一部です。
「透明度」を含む「日本酒」の記事については、「日本酒」の概要を参照ください。

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透明度

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 08:50 UTC 版)

名詞

透明 とうめいど

  1. 海や川、湖沼などの水の清濁度合い透明度板水中入れて見えなくなる深さ

発音(?)

東京アクセント
と↗ーめ↘ーど
京阪アクセント
とーめ↘ーど

「透明度」の例文・使い方・用例・文例

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