顎関節円板ともよばれます。顎関節に存在する、関節のくぼみと、くぼみに入り込んでいる突起の間にある、骨より軟らかい組織のことで、骨ではなく線維組織がぎっしりとまとまったものです。歯科医師の説明では、「軟骨みたいなもの」と表現されることも多いですが、軟骨ではありません。神経や血管はほとんどありません。関節円板は下顎頭という、下顎の骨の一部の外側と内側に強く連結しています。しかし、前後には緩く容易にずれてしまうことがあります。よって、顎関節症のIII型といわれる、円板の前方転位という病態になってしまいます。顎関節症の多くは、この円板の位置異常によっておこるため、きわめて重要な組織だといえます。また、その役割は顎関節の緩衝作用と考えられていますが、詳しくはわかっていません。
円板
円板
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 20:53 UTC 版)
半径 a 、全質量 M の、一様な密度 ρ = M / πa2 をもつ円板の、中心軸まわりの慣性モーメントは I = 1 2 a 2 M {\displaystyle I={\frac {1}{2}}a^{2}M} となる。 これは中心から半径 r 、幅 dr << r のリングの質量 dM を考えると d M = 2 π r ρ d r {\displaystyle \mathrm {d} M=2\pi r\rho \mathrm {d} r} より、このリングの慣性モーメント dI が d I = r 2 d M = 2 π ρ r 3 d r {\displaystyle \mathrm {d} I=r^{2}\mathrm {d} M=2\pi \rho r^{3}\mathrm {d} r} だから I = ∫ 0 a d I = 2 π ρ ∫ 0 a r 3 d r = 1 2 ρ π a 4 {\displaystyle I=\int _{0}^{a}\mathrm {d} I=2\pi \rho \int _{0}^{a}r^{3}\mathrm {d} r={\frac {1}{2}}\rho \pi a^{4}} より求めることができる。
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