アルファ‐チャンネル【alpha channel】
アルファチャンネル
【英】alpha channel
アルファチャンネルとは、デジタル画像処理において、透過度の情報を扱うために用意された補助的なデータ領域のことである。
コンピュータで処理される画像データは、RGBカラーモデルと呼ばれる色情報によって表現されており、ピクセルごとに赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のデータ領域(チャンネル)を持っている。ここに透明度の情報であるアルファチャンネルを加えることで、半透明の色彩の表現が可能になっている。
32ビットの画像処理システムの場合、1ピクセル当たり、R、G、B、アルファチャンネルのそれぞれに8ビットのデータ領域が割り当てられている。アルファチャンネルに割り当てられたデータ量に応じて、完全な透明から完全な不透明までを段階的に表現できる。ただし、システムによってはアルファチャンネルのためのデータ領域が用意されていない場合もある。
アルファチャンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 21:45 UTC 版)
αチャンネル(アルファチャンネル、英: alpha channel)とは画像処理分野において、各ピクセルに対し色表現のデータとは別にもたせた補助データのこと。一般に画素の不透明度 (opacity) を表現する。
- ^ Compositing Digital Images - Thomas Porter and Tom Duff - Computer Graphics Project Lucasfilm Ltd.
- ^ CPUおよびGPUは加算および積算が得意(高速)で、さらに積和演算に関しては専用命令を持っていることもあるが、除算は苦手(低速)である。
- ^ BLENDFUNCTION (wingdi.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ ただし、一般的な画像編集ソフトウェアでは、色のブレンド時に色を加算を行うものを加算合成 add としており、plus はブレンド済みの色を合成する演算であるため、意味が異なる。
- ^ glBlendFunc - OpenGL 4 Reference Pages
- ^ D3DBLEND enumeration (D3D9Types.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ D3DTEXTUREOP enumeration (D3D9Types.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
- 1 アルファチャンネルとは
- 2 アルファチャンネルの概要
- 3 関連項目
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