スクライド
(アルター能力 から転送)
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『スクライド』(s.CRY.ed)は、2001年7月4日から12月26日にかけてテレビ東京系列、BSジャパンで放送されたサンライズ製作のテレビアニメ。全26話。
注釈
- ^ 初めてアルターを形成した際に、自らの肉体を分解してしまった影響で手の甲に欠損が生じているのを隠している。
- ^ 本来、空手を始めとした格闘技では拳を握る際には小指から握り込むのが基本であり、小指を握り込んだ状態でなければ力が入らず、むしろ拳を痛めることが多い。
- ^ 姓が『劉』で名が『鳳』であるが、作中では家族を含め全ての人物から『劉鳳』とフルネームで呼ばれている。
- ^ 作中では、他にマーティン・ジグマールと劉鳳が、自立稼動型・融合装着型を使うことが出来るが、マーティン・ジグマールは能力発動と同時に両方とも自動的に発動するタイプであり、クーガーや劉鳳のようにどちらか一方だけを発動させて完全に使い分けているのとは若干異なる。
- ^ 『オルタレイション TAO外伝』では大連と表記されている。
- ^ カズマによると「(分解した橘のアルターの)意志がヤワだった」とのこと。
- ^ 分類上は自立稼働型とほぼ同じだが、道具としての意味合いが強い。自立稼働型はその中でも特に優れたタイプで、アルター自身にもある程度判断力がある。
- ^ 基本的にアルター能力は一人につき1つであり、作中で2種類以上発動させることが出来たのは、劉鳳、ストレイト・クーガー、マーティン・ジグマール、無常矜侍、イーリャン3&イーリャン4だけである。
- ^ 作中ではストレイト・クーガーが余命幾許も無いと言われている。
- ^ クーガーによると、彼のような人間は自分が作ったキャラクターにも見限られる。
- ^ アフターのアントワープもこの力でアルター能力を吸収しすぎたせいか無常と同様に化物のような姿になってしまったことから、アルター粒子は吸収しすぎると人体にかなりの影響を及ぼすことが分かる。
出典
- ^ ファンディスクGOLD/SILVERより
- ^ アニメブックでの監督コメントより
- ^ 「夜のサンライズアワー」第八回放送分より
- ^ ライナーノーツより。
- ^ 取材 | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Amebaより
アルター能力(アフター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 11:59 UTC 版)
「スクライド」の記事における「アルター能力(アフター)」の解説
全身凶器(フルアームズ) ユウのアルター。融合装着型。赤褐色をしていて、体の各部分に融合装着する。タイプはカズマのシェルブリットの簡易版に近い。クーガーの教えによってだんだん上手に発現していくようになった。 嘆きの鍵(キーオブペイン) 雨のアルター。具現型。相手のアルターを抑え込む力を持つ。普段は能力を使ってアルターの泉を抑え込んでいる。 メモリア アントワープのアルター。人の精神に介入する、アクセス型に近い具現型。人間の「記憶」を覗き、それを形として具現化する力がある。そのため他者のアルターを具現化、使用することも可能(作中でも常夏三姉妹、エタニティ・エイト、ラディカル・グッドスピード脚部限定、シェルブリット最終形態、アブソープションと言った他者のアルターを使用)。だが完全な具現化は出来ないため、部分的にリメイクを施している。絶影f(フェイク) 「メモリア」によって仲間のホーリー隊員の精神力を利用して生成される、絶影の第一形態の劣化コピー。複数体作ることができ、即効的に作れるが消えるのも早く、仲間の精神力が弱まるとアルターも薄まる。 絶影fm(フィーメール) 「メモリア」によって生成された絶影fの第二形態にして、真・絶影の劣化コピー。アントワープの切り札であり、自身のピンチの際に使用した。 革命(かくめい) サイロウのアルター。無常やかなみらと同じくアルターの形成は確認されてはいないが、能力的に具現型にカテゴライズされる。 元は細胞を変化させ錆びつかせる能力だったが、精製によって他者にアルター能力を与える力となった。ただし万人に使えるわけではなく、力を渇望している人間に発現しやすい。 クロイツェル、フロイ、篝、キッドA、水守のアルターは全てこのアルター能力によって再現した物だが、その力にも寿命があり、行使を続けていると突然アルターが錆びついたように崩れ、自身も命を落とす結果が待ち構えている仮初の能力である。 dis-(ディス) スゥのアルター。具現型。絶対知覚の知覚妨害よろしく、アルターに関する感覚をジャミングする力を有する。目標をピンポイントに絞り込めば五感を奪うことさえ可能で、広範囲となってもカズマや劉鳳に見つからないといった強力な能力。 合唱(シャンテ) クロイツェルのアルター。アクセス型。人の彫刻をしたようなアルターが形成され、歌声を聞いた者の思考を同調・統一して操る力がある。ただし、アルター使いには効かない。 皇帝(カイザー) フロイのアルター。自立稼働型。肥大化した上半身に、先細りのシルエットという地獄の鬼のような像。硬い装甲や二枚の刃などを武装しており、目から光線を放つことが出来る。 月光(ルールー) 篝のアルター。具現型。影の中の空間に潜り自在に移動する能力。複数人同時に移動することが可能。 悲愴(ピエタ) キッドAのアルター。具現型。気温を下げ、吹雪を生み出す。分解された粒子は虹色ではなく雪のような純白となり、赤ん坊を抱く女性の姿が自身の体に刻まれる。 過大聴覚(ブロードバンド) ホーリー隊員の一人が持つアルター。具現型。遠い場所の話を聴く能力。 水守のアルター サイロウの能力によって一時的に開花した水守のアルター。具現型。黄金色の甲殻の形をしており、所々に劉鳳のペンダントのような十字の彫刻が彫られている。中にいる人間を外部の攻撃から守る。 S3 ジンネのアルター。自立稼働型。外形は100m超の巨大な瓦礫の集合体で、中心部に少女の造形が施されている。その様は巨大な前衛彫刻のような出で立ちで、“破壊”に関するあらゆる能力を発現できる。 最終形態のカズマを苦戦させるも引き分けに終わり、本体と思われる少女像部分はロストグラウンドのどこかに行き着く。ジンネはそれを回収するために、ロストグラウンドに足を踏み込む。嘘つき男(ブラフマン) ジンネの真のアルター。アクセス型。他人に嘘を信じ込ませる能力。アルター根源種に侵略され、自身に向けてS3というアルター使いという嘘を信じ込まされ本土側に溶け込むために利用された。 アルター根源種 S3の少女像の正体。ロストグラウンドそのものがこの根源種によるアルター能力で、強きアルター使いを求めずっと監視し続けていた。人間がアルター能力を持つ人間を淘汰しようとしていたのを見て、再びロストグラウンドに姿を現し再隆起現象を起こした。カズマの最終決戦の相手となる。
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アルター能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 02:22 UTC 版)
「ALTERATION(変化、進化)」から「ALTER(アルター)」という名が付けられた。 正式名称は精神感応性物質変換能力と呼ばれ、自分の意志(精神力)により周辺の生物以外のあらゆる物質を原子レベルで分解し、各々の特殊能力形態に再構成することができる特殊能力である。再構成する形は使用者によってほぼ固定されている。また、一部の強力なアルター使いは相手のアルター物質を分解し自らのアルターへと再構成したり、破壊された部分を再度構築する再々構成を行うことができる。ロストグラウンド出身の新生児の2%から5%に見られて以降、その数値は年々増え続けている。なお、アルター能力は人間だけでなく、動物にも宿る。 アルターの形状や能力はアルター使いにより様々で、能力者自身の体の一部を変化させる融合装着型、能力者から離れて行動できる自立稼動型、アルターを何らかの能力や形と共に具現する具現型、他人の精神(脳)に干渉するというアクセス型に大別される。 アルター能力による凶悪犯罪によって忌避されているが、政府や海外からは兵器としての利用価値があると注目されている。その理由の一つにアルター能力は精製が可能で、能力を強化・変化させることが出来る点がある。精製には二種類に大別され、本来の能力がさらに高まるケースと、精神までが調整され用途に併せたアルターに変えられるケースに分かれる。精神調整された者は、大半が洗脳されており、「アルター使いは人間ではない」という倫理観が行動に強く反映される。初期は精製の技術力が低く、命に影響を及ぼすことがあった。また精製の代償としてアルターを使うたびに寿命が削られるなどの副作用が起こる。また、アルターの酷使や急に強大なアルター能力を使用したことなどによる気絶、意識があっても精神的ダメージによってアルターが発現しなくなるなどといったオーバーシュートという現象がある。真・絶影を初めてカズマに解放した時の劉鳳のような一時的なケースもあれば、第6話に登場したグロウ・ケーズやアフター2のスゥのような永久的なケースもあり、ことと次第によって変化する。 ロストグラウンドの新生児からしかアルター使いが生まれてこない理由は、大隆起時に別の世界(=「向こう側」の世界)との扉を開いてしまったからと作中で推測されている。アルター使いはその世界とアクセスすることで、物質を変換し自分のエゴを具現化している。生まれる前から向こう側の世界を認識している者たちは、そのアクセス方法を無意識に理解している。また、自然現象としてロストグラウンドには「向こう側」の世界と繋がり具合が深い場所が存在し、場所によっては「向こう側」からアルター粒子が漏れ出している(アルターの森、墓守の街など)。 生体は分解できないとされているが、自分自身を分解するパターンも存在する。カズマは敢えて君島の拳銃と一つになるため、自身の腕を分解して再構成した。また、死体や切断された部位でも分解は可能だが、いかに生体でもアルター粒子が非常に濃い場所に近づくと分解され跡形も無くなる。 また、アルター能力者同士は力の強さが強いほど、居場所や位置というものが特定できることが『アフター』にて語られている。
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アルター能力
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「スクライド (漫画)」の記事における「アルター能力」の解説
本作におけるアルター能力の設定の違いは、ロストグラウンドでの出生に限らず「修行によって手に入る」という点以外は基本的に何も変わらない。 シェルブリット(カズマ) 右腕を変形させる、融合装着型のアルター能力。形状はアニメ版とあまり違わず、変化した右腕を使って殴るという基本用途も変わらない。ただし、3枚の羽根を使って放つ「衝撃のファーストブリット」などは存在せず、「○○のシェルブリット」(○○の中には何らかの二字熟語が入る。「反逆」が多いが他に「怒濤」「粛清」「激昂」など)という言葉とともに一撃を放つ。羽根自体は付随しており、3枚の羽根を発動(トリプルフィンモーション)して放つ攻速のシェルブリットを何度か使用している。 アニメ版のような第二形態に進化はしなかったが、その代わりに自らの意志によって形状を変化させることができる(クーガーの攻撃を受けた際にクーガーの速さを吸収、蒼乃のサン=ウェルダンに対抗するために右腕をミラー化など)。 攻撃の前に、シェルブリットに弾丸を込める(使用後には薬莢が排出される)という独自の描写が存在するが、途中からは省略されている。ハイブリット(カズマ) 「進化の言葉」s.CRY.edによって進化した姿。アニメ版の最終形態に相当する全身への融合装着型だが、形状は最終形態のそれとは異なり、デザインはアニメには一瞬だけ登場した第三形態に近い物がある。進化直後のカズマは「凄いアルター」と呼称したが、その姿を見た劉鳳の発言からハイブリットという名が定着した。攻撃時の台詞も「○○のハイブリット」になる。回数制限はなく、一瞬のうちに1000発も繰り出すことが可能。 絶影(劉鳳) 少年のような姿をした自立稼動型のアルター能力。これといってアニメ版のものと違いは見られない。真・絶影(劉鳳) 絶影の真の姿。自立稼働型。これも形状はアニメ版の第二形態と大差ないが、登場はアニメ版より早かった。空間すら切り裂くほどの力を持つ。なお、使用はカズマとの対決時のみで、それ以後は一切登場しない。 絶影・正義武装(劉鳳) エターナル・デボーテとs.CRY.edによって劉鳳とシェリスが一体化した姿。融合装着型で、形状や能力はアニメ版の最終形態とほぼ同様。必殺技は絶影刀龍断。後に合体せずとも使えるようになったようだ。 エターナル・デボーテ(シェリス・アジャーニ) 具現型。他のアルター能力者と合体し、その能力を向上させるアルター能力。T・Tのビバ・ノウレッジによって応用された時には、対象のアルターを吸収する応用吸収(アプライド=サック=アップ)を使うことができた。 サウンド・スタッフ(箕条晶) 具現型。音を奏でて遺伝子に語りかける能力を持つ、音杖の形をとるアルター能力。遺伝子に語りかけることにより、対象の肉体を拘束することができる。必殺技は協奏曲への誘い(アスク=コンチェルト)。サウンド・スタッフ・エヴォリューション(箕条晶) s.CRY.edによって進化した姿。具現型。形状はそのままだが、ハーニッシュとともに2回目のs.CRY.edを唱えた時には8分音符のような形状に変化した。アスク=コンチェルトの上位版と思われる交響曲への誘い(アスク=シンフォニー)を使うことができる。 殲滅艦隊(ゴーランド・フリート)(ハーニッシュ・ライトニング) 融合装着型。ガトリング砲やミサイルランチャーなど、大量の火器を自らの体に出現させて砲撃を行うアルター能力。あまりに強力すぎるため、ハーニッシュは極力使おうとしない。無敵艦隊(インビンシブル・アルマダ)(ハーニッシュ・ライトニング) 箕条と共に唱えた"s.CRY.ed"によって進化した姿。融合装着型。形状には変化が見られるが、大量の火器を生み出す効果に違いはない。メアリー・ジェーンを拘束し、自らに向けて放った。 おねがい☆ティーチャー(羽衣先生) 他者の肉体と融合し、巨大化するアルター能力。融合装着型に分類される。名称は、黒田洋介(本作のシナリオおよびアニメ版の脚本)が脚本を務めた同名のアニメ作品のパロディ。一部を変形させて具現型の人間凶器の槍を作り出すことが可能。 基本的にアルターは他の生物を分解・再構築しない筈だが、このアルター能力は生物を媒介にするという珍しいタイプになっている。 蟷刀螂嵌(とうとうろうは)(李裏璃) オスとメス、2体のカマキリの姿をしたアルター能力。自立稼働型。メスの方が巨大。他者の精気を絞り取り、それを吸収して自分の若さを保っている。 老齢な面からも考察できるが、戸田の公式掲示板のコメントによれば、彼女もジグマールやアルター仙人同様修行で得たものとなっている。 ビッグ・マグナム(立浪ジョージ) 具現型。アニメ版のそれと設定は変わらないが、発した巨砲が散弾になったりとアニメ版よりは多機能。 ヨコスカ・ベイブルース(小橋真一郎) それらしい効果が発動する前に倒されたため、その形状や性能は一切不明。 乱れ髪(デシャヴリッド・ヘア)(幽鬼霊) 自らの髪を(長さも含めて)自在に操るアルター能力。融合装着型に見えるが、アルターを装着していないため具現型と言った方が正しい。対象を拘束する、抜き取って針のようにして放つ、頭部に巨大な剣のようなものを作り出す、などの用途を見せた。 エタニティ・エイト(橘あすか) 具現型のアルターで、基本的な設定はアニメ版のそれと変わらない。 8つの宝玉を巨大な2つの宝玉に変え能力をより強化するエタニティ・ツインという技を持つ。 相手に玉を取りつかせ、相手が見ているイメージを立体映像として浮かばせることができる。 ストレイト・グッドスピード(ストレイト・クーガー) 融合装着型のアルターで、アニメ版の「ラディカル・グッドスピード脚部限定」のように脚部に装甲を装着し、音速を超えるほどの蹴りを繰り出す。 ビギンズでは「ラディカル・グッドスピード」と表記されていた。ハイパー・グッドスピード(ストレイト・クーガー) 融合装着型で、全身をロケットのような形状に変形し、超高速で突撃する。アニメにおけるクーガーのアルターの企画段階「サンダー・アロー」と同じデザインとなっている。 ウォーターメロン(瓜核) スイカを触媒として多種多様な攻撃や防御を行うアルター能力。具現型。使用した技は、スイカの皮のようなもので攻撃する瓜核ピール、スイカの模様をした自立稼働型の人型の人形を作り出す瓜核スイカマンズ、スイカの種を大量に飛ばす瓜核シード、変形したスイカからビームを放つスーパー瓜核シード。他には、手に変形したスイカを装着してパンチの破壊力を増大させるなどしている。スイカマンズは、アニメの瓜核のアルターの企画段階「スイカマン」から元にされている。 ファイナル・ピンチ・クラッシャー(エマージー・マクスフェル) 勇者シリーズに登場するロボットのような姿をしたアルター能力。自立稼働型。名称の違いからも分かるとおり、アニメ版のスーパー(グレート)・ピンチ・クラッシャーなどとは形状が異なる。設定上はアニメ版に登場した『グレート』に、『スーパーチャンス』というロボット型アルターが合体した姿(スーパーチャンス単体は、コミックスの巻末にわずかながら描かれている)。 カズマのシェルブリットによる一撃により、あっさりと破壊された。 アルター仙人(アルター仙人) 自らをアルター化させることにより、ジグマールの野望を阻止できる人物を見つけ、それを託そうとしていた。タイプは人間時のように自立して動いてるため自立稼働型に分類されると思われる。本来のアルター能力は不明。 レンズマン(蒼乃大気) 巨大なレンズの形をしたアルター能力。具現型。レンズを通過させることにより、視覚的にではなく物理的に、物体の巨大化や小型化を引き起こす、攻防一体のアルター。 使用した技は、レンズを通してパンチを放つモーフィング=ナックル、レンズを通してキックを放つモーフィング=レッグ、太陽光をレンズに通すことによって強力な熱線を発生させる太陽爆焼(サン=ウェルダン)、作中では実質上不発に終わったが、両腕でパンチを放つモーフィング=ナックル=ツイン。 悲しきレイディオ(メアリー・ジェーン) 手に持ったラジオと大量のスピーカーから音を発して攻撃するアルター能力。具現型。使用した攻撃は連続ラヂヲ劇場『魔法少女プニプニポエミィ』(これも黒田洋介が脚本を務めた作品のパロディ)、絶対窮地の放送、臨時ニュース。他にも、名称は存在しないが、『おねがい☆ティーチャー』のパロディらしき攻撃も見受けられる。 知識万歳(ビバ=ノウレッジ)(T・T) 対象が持つ知識を手に入れ、それを「応用」するアルター能力。アクセス型。巨大な脳のような形をした物体から大量の触手のようなものが生えた形状をしている。 使用した技は、手に入れた知識の応用で他者を操る良き教え(グッド=ティーチ)、対象に自らの持つ知識を送り込む逆転知識(リバーシブル=ノウレッジ)など。 ギャラン=ドゥ(マーティン・ジグマール) 自立稼働型。空間を操り、人間ワープを行うアルター能力。アニメ版の「アルター・エイリアス」とは形状も性能もまったく異なる。 ジグマールが真の姿を現した後は、人間ワープに加えて具現型のスーパー光線銃や即死光線銃、スーパー光線銃を使って放つジョン・ウー・アタックなどを使用した。 意志を持ち、完全に自立したアルターとしてのギャラン=ドゥについては登場人物の項を参照。 ユーズフル・ワールド(羽海野千力) 青春空間と呼ばれる独自の空間を生み出すアルター能力。具現型。自らが作り出した特殊な空間のために、物質を分解することができず並大抵のアルター使いではアルターを使用することができない。そのため、青春のせつなさという名の一方的暴力を受けることになる。 仕様した技は、自らの手を巨大化させた片思いの痛みや、同じく巨大化した体で抱きしめる届かない想いなど。 改造アルター能力者集団 アニメ版のダースにあたる輩。1000人もの動員でカズマに挑んだが、一瞬(1コマ)にして1000人全員が蹴散らされた。
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