ジャングル大帝
ジャングル大帝
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1967年には自身の漫画が原作である『ジャングル大帝』が第28回ヴェネツィア国際映画祭サンマルコ銀獅子賞を受賞している。1969年から「アニメラマ三部作」(二作目『クレオパトラ』を監督)が制作される(注:アニメラマの第一作目「千夜一夜物語」と第二作目のクレオパトラの企画と制作には手塚は強く関わっているが、三作目のアニメラマ「哀しみのベラドンナ」は手塚が虫プロダクションを辞した後に作られた作品で手塚は全く関与をしていない)。これは従来の子供向けアニメ映画とは逆の位置にあり、成人向けに作られた劇場用アニメーション映画であった。
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ジャングル大帝 (1965年のテレビアニメ)
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「ジャングル大帝」の記事における「ジャングル大帝 (1965年のテレビアニメ)」の解説
フジテレビ系列で1965年(昭和40年)10月6日 - 1966年(昭和41年)9月28日まで全52話を放送。日本国産初のカラーテレビアニメシリーズとされることが通例だが、実際には半年前の1965年4月から、カラーによるテレビアニメ『ドルフィン王子』が放送されている。しかし、同作は全3話しか製作されなかったため、あまり話題にならず、忘れ去られて行った。よって本格的なカラーテレビアニメのシリーズは本作という評価が一般的である。 スポンサーは三洋電機が「サンヨーカラーテレビ劇場」と銘打って一社提供を行い、自社製品であるカラーテレビ購買需要を喚起する番組として活用した。アニメ版放送当時は漫画連載から10年以上経過しており、且つテレビアニメ黎明期であったため「俗悪番組」との批判を避ける必要性が強かった事から、『鉄腕アトム』と同じく手塚漫画の中では「よい子」の代表格であるレオに白羽の矢が立った。レオの理想主義は教育者の支持を得て、日本PTA全国協議会、教育者懇談会の推薦番組に、番組向上委員会の青少年向け推奨テレビ番組に選定された。1966年第4回テレビ記者会賞特別賞、1966年厚生省中央児童文化財部会年間優秀テレビ映画第1位、1966年厚生大臣児童福祉文化賞を受賞している。 予算は1話250万円、総額1億2000万円の制作予算が組まれた。並行して放送する『鉄腕アトム』は外注プロダクションを多く使うことにし、『ジャングル大帝』には虫プロダクション生え抜きの主流スタッフを投入、虫プロの社員スタッフで制作されることになった。ただし、手塚は制作現場から外された原作者という立場に過ぎず、『鉄腕アトム』『W3』のような手塚のチェックは入っていない。これはプロデューサー主導による予算管理に基づく制作体制を取ることで、虫プロが赤字体質から脱却することを意図した広告代理店出身の穴見薫虫プロ常務による改革の一環だったと言われる。
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ジャングル大帝 (1989年のテレビアニメ)
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「ジャングル大帝」の記事における「ジャングル大帝 (1989年のテレビアニメ)」の解説
テレビ東京系列にて、1989年(平成元年)10月12日から1990年(平成2年)10月11日まで放送(時間枠:毎週木曜日19時30分 - 20時)。全52話。番組表では途中から『手塚治虫の新作アニメ ジャングル大帝』と表記された。 企画は1987年にスタート。『青いブリンク』『森の伝説』と並び、手塚治虫本人が最後に手掛けたアニメの1つ。1989年度第14回文化庁こども向けテレビ用優秀映画奨励作品。レオが人間の言葉を喋らない設定になり、ストーリーも第1話が原作の第1部を使っていること以外はオリジナルとなっている。 西武ライオンズのマークとして青年のレオの顔が使われており、権利関係で混乱が起きることが予想されたが、手塚治虫は「あの絵は実はレオではなく、父親のパンジャなんですよ」と主張し、本作に登場するのは子供時代のレオのみなので混乱はないと関係各社に説明した。
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ジャングル大帝 (1997年のアニメ映画)
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「ジャングル大帝」の記事における「ジャングル大帝 (1997年のアニメ映画)」の解説
1997年8月1日より松竹系で公開。従来のテレビアニメ版との繋がりは一切ない完全新作で、テレビアニメ版では最後が改変された原作の第2部を忠実に描くことを意図として製作。手塚を敬愛するスタッフが集まり、生前の手塚ならこうしただろうとイメージしながら構築した作品である。 当時の松竹は配給収入の低下に悩んで、日本アニメーションの『フランダースの犬』の映画版から始まるアニメ路線を試みており、『ジャングル大帝』の劇場版もそのうちの1本であった。手塚プロには松竹側から3、4年前から手塚作品をやりたいと接触があり、当初松竹は『鉄腕アトム』の映画化を希望していたという。『ジャングル大帝』の配給収入は4.3億円となった。なお、本作の約9ヶ月前には手塚プロの別スタッフによる『BLACK JACK(劇場版)』が同じ松竹系で公開されている。 本作との類似点が指摘された『ライオン・キング』の世界的ヒットに便乗して制作された為、カナダでの公開の際ディズニーから公開中止の要請がされた。その影響か現在に至るまで海外では公開されていない。
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