アパルトヘイトとは?

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アパルトヘイト【(アフリカーンス)apartheid】


アパルトヘイト

アパルトヘイトという用語が初め登場したのは、第二次世界大戦後1948年行われ南ア最初総選挙のときでした。この総選挙勝利を収めたのが、アパルトヘイトを掲げた国民党でした。国民党1914年結成され、キリスト教民族主義、すなわちナチス同様の国家社会主義を掲げるようになります政権を握った国民党は、以後、「すべての人種分離発展する固有の権利を持つ」という名目のもと、行政立法労働、生活のあらゆる分野本格的人種隔離政策導入し、超長期政権として南ア支配することとなります。
アパルトヘイトを支え法律350以上にも及び、そのうち、特に基本となる4つの法律根幹法、それ以外の法律関連法と呼びます。
大アパルトヘイト
居住空間政治関わる大規模分離政策
1936年 原住民土地
全土87%にあたる土地白人独占する
1949年 雑婚禁止法 異人種間の結婚禁止
1950年 背徳法 異人種性行為禁止
人口登録法 人種登録の義務づけ
集団地域法 人種別居住指定
共産主義弾圧共産党非合法
1953年 バンツー教育法 人種ごとに異な教育 システム定め

小アパルトヘイト
たとえば列車バス公共施設などにおいて白人用と黒人用を厳然区別する(もちろんよりハイクラスなのは白人用)といった、日常生活で目につきやすい差別18世紀オランダ植民地時代からすで見られたが、国民党支配の下、法制化された。
1953年 分離施設留保法 諸施設設置利用に関する人種分離

アパルトヘイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 04:53 UTC 版)

アパルトヘイト(Apartheid[注 1])は、アフリカーンス語で「分離、隔離」を意味する言葉で、特に南アフリカ共和国における白人と非白人(カラードとよばれる混血民──コイサン系の先住民とヨーロッパ人の混血や、インドネシアセイロンマレー半島などから連行されたケープマレーを含む──や、おもにインドから来たアジア系住民、そしてネイティヴと呼ばれた黒人)の諸関係を規定する人種隔離政策のことを指す。




注釈

  1. ^ アフリカーンス語およびオランダ語の発音。ドイツ語では「アパルトハイト」と呼ばれる。
  2. ^ 人種」は、皮膚の色、爪の甘皮、虹彩の色、染色体、髪の毛のちぢれ方などによって決められた。
  3. ^ ほぼ名目だけのもので、外交や国防などの自主権は無く、政府予算も大半が南アフリカ政府からの補助金でまかなわれていたため、実質的には南アフリカの傀儡国家であった。
  4. ^ 雇用者に、労働者は人種別に一定の割合(Colour bar)を維持するように義務付けた法律。特に鉱山における特定の職業を、白人労働者から低賃金な黒人労働者へ置き換えることを防止するのが目的。
  5. ^ 南アフリカ政府が指定した地域(全国土の8~13%程度)以外での、黒人の土地所有権を否定する法律。居住面での人種隔離を進めるのも目的であったが、南アフリカ政府が黒人の土地所有権を認めた地域は農業に不適な地域が多いため、黒人が自営農民として生活することは事実上困難となった。
  6. ^ ただしその発達は、黒人に対する搾取によるものであった。
  7. ^ 黒人の熟練建築労働者が、就業可能な地域を制限する法律。
  8. ^ 黒人労働者のストライキを禁止する法律。
  9. ^ 異人種間共同の労働組合を新規に結成することを禁止する法律。既存の異人種間共同の労働組合も人種別組合に分割させた上で、労働組合幹部は白人に限定させた。
  10. ^ 面積にして、南アフリカ全土のおよそ10%にも満たない程度。
  11. ^ 日本人などは名誉白人などとよばれ、白人居住区に居住した。
  12. ^ ただし、外交や国防、治安についての実権はない。
  13. ^ 拘留期限の更新が認められていたため、実際には60日を越えての拘留も可能だった。
  14. ^ 国土の13%にすぎない辺境不毛の地に設けられた。
  15. ^ 白人の何倍もいる多数派である。
  16. ^ 経済的には白人に依存せざるを得ない。
  17. ^ “参議院会議録情報 第112回国会 決算委員会 第6号”. 議事録 (国立国会図書館). http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/112/1410/11205231410006c.html。日本政府の対応については外務省の当該答弁を参照。 
  18. ^ 「人道に対する犯罪」とは、文民たる住民に対する攻撃であって、次のいずれかの行為をいう。(a)殺人。(b)絶滅させる行為。(c)奴隷化。(d)住民の追放又は強制移送。(e)国際法の基本的な規則に違反する拘禁その他の身体的な自由の著しいはく奪。(f)拷問。(g)強姦、性的な奴隷、強制売春、強いられた妊娠状態の継続、強制断種その他あらゆる形態の性的暴力。(h)政治的、人種的、国民的、民族的、文化的又は宗教的な理由、性に係る理由その他国際法の下で許容されないことが普遍的に認められている理由に基づく特定の集団又は共同体に対する迫害。(j)人の強制失踪。(j)アパルトヘイト犯罪。その他の同様の性質を有する非人道的な行為であって、身体又は心身の健康に対して故意に重い苦痛を与え、又は重大な傷害を加えるもの[26]

出典

  1. ^ レナード・トンプソン (1995, p. 329)
  2. ^ レナード・トンプソン (1995, p. 342)
  3. ^ レナード・トンプソン (1995, pp. 344-345)
  4. ^ 伊藤正孝 (1992, p. 27)
  5. ^ 伊藤正孝 (1992, pp. 27,59)
  6. ^ 峯陽一 (1996, pp. 225-226)
  7. ^ 吉田一郎 (2010, p. 247)
  8. ^ South Africa: Honorary Whites, TIME, 19 January 1962
  9. ^ A Matter of Honour: Being Chinese in South Africa, Yoon Jung Park, Lexington Books, 2008 page 159
  10. ^ 峯陽一 (1996, p. 135)
  11. ^ a b 峯陽一 (2010, pp. 40-41)
  12. ^ 峯陽一 (1996, pp. 21-22)
  13. ^ 「南アフリカ共和国・レソト・スワジランド」『週刊朝日百科世界の地理109』、朝日新聞社、1985年11月24日、 11-231頁。
  14. ^ 勝俣誠 (1991, p. 173)
  15. ^ 勝俣誠 (1991, pp. 173-174)
  16. ^ レナード・トンプソン (1995, p. 296)
  17. ^ a b レナード・トンプソン (1995, p. 299)
  18. ^ レナード・トンプソン (1995, p. 331)
  19. ^ レナード・トンプソン (1995, p. 330)
  20. ^ レナード・トンプソン (1995, pp. 360-361)
  21. ^ 『スティグリッツ教授の経済教室』、100頁。
  22. ^ 平野克己 (2009, pp. 128-129)
  23. ^ レナード・トンプソン (1995, pp. 373-374)
  24. ^ レナード・トンプソン (1995, p. 462)
  25. ^ 『スティグリッツ教授の経済教室』、101頁。
  26. ^ [第2部 管轄権、受理許容性及び適用される法] 第7条 人道に対する犯罪”. 国際刑事裁判所ローマ規程. はてなダイアリー (2004年6月9日). 2007年8月20日閲覧。




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