黄禍論とは?

黄禍論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/04 15:47 UTC 版)

黄禍論(おうかろん / こうかろん、: Gelbe Gefahr英語: Yellow Peril)とは、19世紀半ばから20世紀前半にかけてヨーロッパ北アメリカオーストラリアなどの白人国家において現れた、黄色人種脅威論。人種差別の一種である。フランスでは1896年の時点でこの言葉の使用が確認されており、ドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世が広めた寓意画『ヨーロッパの諸国民よ、諸君らの最も神聖な宝を守れドイツ語版』によって世界に流布した[1]日清戦争に勝利した日本に対して、ロシア・ドイツ・フランスが自らの三国干渉を正当化するために浴びせた人種差別政策で、続く日露戦争の日本勝利で欧州全体に広まった[2]




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注釈

  1. ^ 同書は1911年(明治44年)に『日米必戦論』として全訳が発行された[27]。また同年、池亨吉の抄訳で『日米戦争』として日本で発行された[28][29]
  2. ^ 同論文は岩波書店版『桑原隲蔵全集』〈第1巻〉に収められている[35][36]

出典

  1. ^ 飯倉 2013, pp. 58-60
  2. ^ 平川祐弘『和魂洋才の系譜』 - 松岡正剛千夜千冊、2002年12月24日
  3. ^ 佐藤優 述 (2010年10月30日). “ロシア語に「奴は中国人百人分くらい狡い」という言葉がある”. NEWSポストセブン (小学館). http://www.news-postseven.com/archives/20101030_4461.html 2018年5月4日閲覧。 
  4. ^ ゴルヴィツァー 1999, p. 41
  5. ^ 橋川 2000, pp. 17-20
  6. ^ ゴルヴィツァー 1999, pp. 42f
  7. ^ ゴルヴィツァー 1999, p. 43
  8. ^ ゴルヴィツァー 1999
  9. ^ ゴルヴィツァー 1999, pp. 168-171
  10. ^ 飯倉 2013, pp. 45-48
  11. ^ 橋川 2000, p. 22
  12. ^ 飯倉 2013, pp. 48f
  13. ^ 飯倉 2013, pp. 51-53
  14. ^ 飯倉 2013, pp. 87f
  15. ^ 飯倉 2013, pp. 133f
  16. ^ 飯倉 2013, pp. 142f
  17. ^ 飯倉 2013, pp. 184-189
  18. ^ 岡倉 2007, p. 211
  19. ^ 古川 2007, pp. 307f
  20. ^ "Bulletin de la Société de géographie" (『地理学会紀要』) 1869/07 (SER5,T18)-1869/12. p.250
  21. ^ 飯倉 2013, p. 148
  22. ^ ゴルヴィツァー 1999, pp. 184f
  23. ^ Twain, Mark; Watson, Richard A. (2005-03-17) [1980], The Devil's Race-Track: Mark Twain's "Great Dark" Writings, The Best from Which Was the Dream? and Fables of Man (Paperback ed.), University of California Press, ISBN 978-0-520-23893-0, https://books.google.com/books?id=uLfR7-ETm0MC&pg=PA369 
  24. ^ 飯倉 2013, pp. 148f
  25. ^ 飯倉 2013, pp. 149-157
  26. ^ 飯倉 2013, p. 169
  27. ^ リー 1911a
  28. ^ リー 1911b
  29. ^ 橋川 2000, p. 82
  30. ^ ゴルヴィツァー 1999, p. 25
  31. ^ ゴルヴィツァー 1999, p. 68
  32. ^ ゴルヴィツァー 1999, pp. 67f
  33. ^ 岡本佳子「インドにおける天心岡倉覚三 : 「アジア」の創造とナショナリズムに関する覚書き」、『近代世界の「言説」と「意象」 : 越境的文化交渉学の視点から』、関西大学文化交渉学教育研究拠点、2012年1月31日、 181-211頁、 ISBN 9784990516499
  34. ^ 新井 2004
  35. ^ 桑原 1968
  36. ^ 橋川 2000, pp. 93f


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