ゲソ法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 02:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ゲソ法(ゲソほう、フランス語: Loi Gayssot)は、1990年に成立したフランスの法律。
概説
正式名称は LOI no 90-615 du 13 juillet 1990 tendant à réprimer tout acte raciste, antisémite ou xénophobe (人種差別,反ユダヤ主義その他の排外主義的行為を抑圧するための1990年7月13日法:90-615 号法)[1]。日本語ではゲソー法、ゲッソ法 とも表記される。
フランス共産党所属の国民議会議員ジャン=クロード・ゲソの法案提出により、1990年7月13日に成立した。すべての人種差別的、反ユダヤ主義的、外国人排斥的行為を抑制し、ホロコースト否認や人種差別的言動を禁止している。
関連文献
- 中井伊都子 「ゲッソ法事件」 『国際人権法学会報』 (9)、国際人権法学会、信山社、1998年6月
脚注
- ^ 丸岡高弘「戦争の記憶と記憶の戦争―フランスにおける植⺠地主義の評価をめぐる論争― (PDF) 」 『南山大学ヨーロッパ研究センター報 第13号』、 79-97頁。
外部リンク
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