各国において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:18 UTC 版)
日本人を中心にアジア人に多い疾患であるため、日本での研究が世界をリードしている。 日本で脳神経外科学が発達し始めた1950年代、血管造影において1953年(昭和28年)に選択的血管造影法が創始された。同法は脳の血管造影にも導入され、未知の疾患が様々な日本語や英語の呼称、あるいは、日本の研究者の苗字をとった名称などでも報告された。 それら未知の疾患のうち、いくつもの名称で発表されていた当疾患は、1965年(昭和40年)8月号の「脳と神経」の特集において1つの疾患として整理された。また、異常血管網の成因については奇形説と側副血行路説とが唱えられた。 側副路説に基いた名称には、工藤達之慶應義塾大学教授が1967年(昭和42年)に出版した本に記載した「ウィリス動脈輪閉塞症」や、鈴木二郎東北大学教授が同年に命名した「もやもや病」などがあったが、厚生省(当時)はこの統一された疾患の標準病名として工藤の「ウィリス動脈輪閉塞症」を採用。1982年(昭和57年)1月1日には特定疾患治療研究事業対象疾患に加えられた。ところが、海外では鈴木の「もやもや病」の方が病名として広く受け入れられ、疾病及び関連保健問題の国際統計分類でも標準病名となってしまった。そのため、2001年(平成13年)になり、世界の趨勢に合わせて日本でも厚生労働省が「もやもや病」を標準病名にすることにした。2002年(平成14年)6月1日より、特定疾患治療研究事業の対象疾患としての名称も「モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)」に変更した。 なお、各国語での「もやもや病」にあたる病名は、日本語のローマ字表記を用いた“moyamoya”と、病気を表す各国語により表現される。しゃぶしゃぶと並び、日本語の擬態語が外国語に借用された数少ない例であるが、この“moyamoya”という綴りは、英語では「モィアモィア」、フランス語では「モワイアモワイア」、スペイン語では「モヤモヤ」「モジャモジャ」などと発音する綴り方であるため、正しく「もやもや」と発音していない外国人医師も見られる。
※この「各国において」の解説は、「もやもや病」の解説の一部です。
「各国において」を含む「もやもや病」の記事については、「もやもや病」の概要を参照ください。
各国において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:27 UTC 版)
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の記事における「各国において」の解説
先進国の多くは、性同一性障害者の法的性別を訂正・変更する法律または判例がある。 ヨーロッパ イギリスでは2004年に法律 “Gender Recognition Act 2004” を制定、スペインでは2007年に法律 “Ley de identidad de género” を制定、ドイツでは1980年に法律 “Gesetz über die Änderung der Vornamen und die Feststellung der Geschlechtszugehörigkeit in besonderen Fällen” (Transsexuellengesetz - TSG) を制定、イタリアでは1982年に法律 “Legge 14 aprile 1982, n. 164 – Norme in materia di rettificazione di attribuzione di sesso” を制定>、スウェーデンでは1972年に法律 “Lag (1972:119) om fastställande av könstillhörighet i vissa fall” を制定、オランダでは1985年に民法典に規定、トルコでは1988年に民法典に規定。 北米 アメリカでは多くの州で、カナダではほとんどの州で、州法によって法的性別の訂正を認めている。 オセアニア 南オーストラリア州では1988年に法律を制定、ニュージーランドでは1995年に登録法を改正。
※この「各国において」の解説は、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の解説の一部です。
「各国において」を含む「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の記事については、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の概要を参照ください。
各国において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 01:48 UTC 版)
ウィキメディア・コモンズには、世界のクリスマスに関連するカテゴリがあります。
※この「各国において」の解説は、「クリスマス」の解説の一部です。
「各国において」を含む「クリスマス」の記事については、「クリスマス」の概要を参照ください。
- 各国においてのページへのリンク