谷啓とは? わかりやすく解説

たに‐けい【谷啓】

読み方:たにけい

[1932〜2010俳優・ミュージシャン・コメディアン。東京生まれ本名渡部泰雄コミックバンドハナ肇(はじめ)とクレージーキャッツ」のメンバーとしてテレビ番組シャボン玉ホリデー」などに出演し人気集めた。他にも舞台屋根の上のバイオリン弾き」や映画釣りバカ日誌」への出演など多方面活躍した


谷啓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 14:51 UTC 版)

谷 啓(たに けい、本名:渡部 泰雄(わたべ やすお)、1932年昭和7年〉2月22日 - 2010年平成22年〉9月11日)は、日本俳優コメディアントロンボーン奏者。「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバー。


注釈

  1. ^ 有楽町日本劇場にトロンボーン奏者として出演していた時、舞台と舞台の間に大学の月謝を払おうとして現金持参で中大駿河台校舎まで飛んでいったが、月謝を納める学生たちが行列しており、列に並んでいては次の舞台に間に合わなかったため「カネを払うのに行列まですることはねえだろう」と思って日劇に戻り、そのまま除籍になったという[2]
  2. ^ 映画本編には登場していないが、本編終了直後における出演者全員の舞台挨拶「納竿」の1シーンのみ登場し、エンドクレジットには名前も記載されている。
  3. ^ このことは『植木等とのぼせもん』第三話「俺たち戦友」でとりあげられている。
  4. ^ 『ガッ』とつかんで『チョン』と引く。
  5. ^ 後任は伊東四朗

出典

  1. ^ a b c “ガチョーンもう見られず…谷啓さん転倒死”. nikkansports.com. (2010年9月12日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100912-677372.html 2014年5月28日閲覧。 
  2. ^ 『七人のネコとトロンボーン』p.56
  3. ^ : 実用第一 昭和12年度 東京地方分冊版 7ページ
  4. ^ a b 『「家」の履歴書』 光進社 2001年、104-106頁
  5. ^ 『新撰 芸能人物事典 明治~平成』
  6. ^ 五歩一勇シャボン玉ホリデー スターダストを、もう一度』p.152(日本テレビ放送網、1995年
  7. ^ “谷啓さんの通夜しめやかに 祭壇には優しい微笑みと愛用のトロンボーン”. ORICON STYLE. (2010年9月13日). https://www.oricon.co.jp/news/80001/full/ 2014年5月28日閲覧。 
  8. ^ コメディ栄誉賞 谷啓授賞式”. 第3回したまちコメディ映画祭in台東. 2014年5月28日閲覧。
  9. ^ “谷啓さんにドリフメンバーら追悼続々”. nikkansports.com. (2010年9月12日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100912-677539.html 2014年5月28日閲覧。 
  10. ^ 「向こうでクレージーキャッツ」谷啓お別れ会で犬塚弘「再結成宣言」”. J-CAST テレビウォッチ (2010年11月12日). 2021年3月12日閲覧。
  11. ^ 「谷啓さん、どうもありがとうございました!」 / チーフプロデューサー紙屋聡”. スタッフ制作日記|NHK鑑賞マニュアル 美の壺 (2010年9月13日). 2014年5月28日閲覧。
  12. ^ 『SWITCH公式ガイドブック』2002年11月1日、小学館発行。P89
  13. ^ 『七人のネコとトロンボーン』P.118
  14. ^ 中国新聞』9月14日付朝刊
  15. ^ a b 山下勝利『ハナ肇とクレージーキャッツ物語』p.97-98
  16. ^ 史上最高の一発芸は「ガチョーン」日刊スポーツ 2011年6月4日
  17. ^ 『おそ松さん』はTVアニメ復活の“のろし”となるか? 社会現象となった理由を徹底解剖Real Sound 2016.03.27
  18. ^ 「ひよっこ」9話。こんなにも清く正しいのには裏があったエキサイト 2017年4月13日
  19. ^ 志尊淳、懐かしのギャグ”ガチョーン”に大笑いニュースウォーカー 2017年8月24日
  20. ^ オレたちひょうきん族 THE DVD 1981〜1982
  21. ^ 超天才たけしの元気が出るテレビ!!That’sメモリアルPart.2(VHS)
  22. ^ 小林信彦 責任編集『テレビの黄金時代』キネマ旬報社、1983年5月10日、8 - 9頁。NDLJP:12275394/5 
  23. ^ 宇多田ヒカル@utadahikaru2015年2月12日
  24. ^ あの「マイケル・ジャクソン出世太閤記」をもう一度”. 踊る大香港. 2020年12月6日閲覧。
  25. ^ 最新作「beatmania IIDX 20 tricoro」のサウンドディレクター陣に聞く,IIDXシリーズの今昔。新曲から制作秘話までみっちり語った2時間を凝縮してお届け4gamer.net 2012/10/11
  26. ^ “青島幸男さん告別式に700人参列”. 日テレNEWS24. (2006年12月28日). オリジナルの2014年5月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140528000153/http://www.news24.jp/articles/2006/12/28/0774219.html 2014年5月28日閲覧。 
  27. ^ ジャングル大帝 劇場版(1997)”. 手塚治虫公式サイト. 2016年6月8日閲覧。
  28. ^ 全日本CM協議会 編『CM25年史』講談社、1978年1月15日、180 - 181頁。NDLJP:12025175/95 


「谷啓」の続きの解説一覧

谷啓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 08:16 UTC 版)

ハナ肇とクレージーキャッツ」の記事における「谷啓」の解説

詳細本人の項目を参照 谷啓(1932年2月22日 - 2010年9月11日ボーカルトロンボーン東京府荏原郡東調布町(現:東京都大田区田園調布生まれ広島横浜で育つ。本名渡部泰雄(わたべ やすお)。芸名の由来は、アメリカの名コメディアンダニー・ケイ敬意表し、その名前をもじったもの。中央大学経済学部中退中大在学中からトロンボーン奏者として名を馳せ1952年原信夫とシャープスアンドフラッツ、1953年シティ・スリッカーズ1956年2月からクレージーキャッツ参加している。「ガチョン」(現在は「ガチョーン」)や「ビローン」、「あんた誰?」、「谷ダァー」といったギャグ流行博したが、「譜面ギャグ書き込むスタイル数多く音楽ギャグ作り、その才能活かしてシャボン玉ホリデー』では自身番組構成行った回(1966年1月9日放送、「タニー・ケイだよピーナッツ」)もある。トロンボーン奏者としても、「スイングジャーナル」紙の人気投票では、1959年から1965年まで連続してトロンボーン部門ベスト5に入っていたほどの実力者である。ナレーター俳優としても活躍し映画『釣りバカ日誌』シリーズ佐々木課長役は当たり役である。クレイジーメンバーとしてはメディアへの露出多く若年層にも知名度高かったまた、「谷啓とスーパー・マーケット」というバンド率いており、不定期ながらも音楽活動行っていた。その後も『美の壺』(NHK教育テレビジョン)の主人などで飄々としたところを見せていたが、晩年認知症症状顕著になっていたと言うハナ肇死去から17年後の2010年9月10日私邸階段から転落2010年9月11日上記による脳挫傷のため急死78歳

※この「谷啓」の解説は、「ハナ肇とクレージーキャッツ」の解説の一部です。
「谷啓」を含む「ハナ肇とクレージーキャッツ」の記事については、「ハナ肇とクレージーキャッツ」の概要を参照ください。


谷啓(東京12チャンネル)(1977年 - 1978年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:31 UTC 版)

ピーナッツ (漫画)」の記事における「谷啓(東京12チャンネル)(1977年 - 1978年)」の解説

東京12チャンネル(現:テレビ東京)で放送されバージョン番組名称は「まんがスヌーピー」。初公開された作品NHK版同一キャストによる新規吹き替えだが、一部作品NHK第一期・第二期折衷キャストとなっている。 声優 チャーリー・ブラウン(声: 谷啓) サリー・ブラウン(声: 加藤みどり&松島トモ子ルーシー・ヴァンペルト(声: うつみ宮土理ライナス・ヴァンペルト(声: 小宮山清&野沢那智シュローダー(声: 肝付兼太&田中亮一) ペパミントパティ(声: 林洋子マーシー(声: 牧野和子フランクリン(声: 西川幾雄ピッグペン(声: 八代駿バイオレット(声: 駒村クリ子パティ(声: 吉田恵美子) シャーミー(声: 幹本雄之フリーダロレッタ(声: 松金よね子東京12チャンネル 木曜19時台後半枠前番組番組名次番組合身戦隊メカンダーロボ まんがスヌーピー ハロー! ピンクレディー

※この「谷啓(東京12チャンネル)(1977年 - 1978年)」の解説は、「ピーナッツ (漫画)」の解説の一部です。
「谷啓(東京12チャンネル)(1977年 - 1978年)」を含む「ピーナッツ (漫画)」の記事については、「ピーナッツ (漫画)」の概要を参照ください。

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