クレージー映画
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クレージー映画(クレージーえいが)とは東宝及び渡辺プロダクションが1962年から1971年暮れにかけて製作した、植木等や谷啓などのクレージーキャッツのメンバーが主演した喜劇映画の総称である。さらに無責任シリーズ、日本一シリーズ、クレージー作戦シリーズ、時代劇作品に分類される。全作品カラー、シネマスコープである。
注釈
- ^ 『スーダラ節』は植木のソロ名義で、他のメンバーは録音に参加していない。なお、片面(カップリング曲)は植木の歌と、他のメンバーによるコントで構成された楽曲『こりゃシャクだった』であった。
- ^ 助演のメンバーは1名のみ、という作品も複数存在する。
- ^ 1971年4月公開の『だまされて貰います』のみ、同年初めにクレージーから独立した石橋エータローは出演していない。
- ^ 『ニッポン無責任時代』と『ニッポン無責任野郎』の、部分的な関連性を除く。
- ^ 谷啓主演の『喜劇 負けてたまるか!』は、植木等主演の『日本一のヤクザ男』と二本立てで公開された。
- ^ 特に園まりは坪島孝監督に気に入られ、松本清張原作の『愛のきずな』のヒロインにも起用された。また、“3人娘”のうち伊東ゆかりはクレージー映画への出演はなかったが、古澤憲吾監督の『続・若い季節』と『幕末てなもんや大騒動』に出演している。なお、同じ渡辺プロに在籍し、TV『シャボン玉ホリデー』や舞台などで数多くクレージーと共演していたザ・ピーナッツは、クレージー映画への出演は『大冒険』『クレージー黄金作戦』『クレージーメキシコ大作戦』の3本のみ(いずれも歌手役)にとどまっている。
- ^ 浅丘はこの翌年の1968年にも東宝作品『狙撃』に出演、加山雄三の相手役を務めた。また東宝から日活へは浜美枝が『昭和のいのち』と『嵐の勇者たち』に、また星由里子が『忘れるものか』(いずれも石原裕次郎主演)に、それぞれ出演している。
- ^ 2005年、ラジオの特別番組のために収録されたもの。通常のオーディオ・コメンタリー同様、映画本編の映像を見ながら聞くことができる。
- ^ 小松政夫の解説映像は、小松の持ちネタである淀川長治に扮してのもので、当DVDマガジンのため、50作品分すべてを新たに収録。第1号と第2号には、付き人兼運転手として近しく接した植木等との思い出(主に第2号収録分にて)などを語る、小松へのインタビュー映像も収録された。予告編は劇場公開時のもので、次号収録作品のほか、該当号の収録作品のものを含む、5作品の予告編も同時収録している。
出典
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