松任谷由実
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松任谷 由実(まつとうや ゆみ、1954年〈昭和29年〉1月19日[5] - )は、日本のシンガーソングライターである。本名同じ。旧姓名及び旧芸名は、荒井 由実(あらい ゆみ)。
注釈
- ^ 基本的に本人が歌わない前提の楽曲提供時に使われるペンネーム。
- ^ 生家は東京都八王子市で1912年から続く、老舗の呉服店・荒井呉服店である。
- ^ ライブアルバム、コラボシングル(「(みんなの)春よ、来い」各種を含む)、トリビュートアルバム参加曲、初回限定盤のボーナストラックを除く。公認編集盤のうち『ALBUM』『Yuming THE GREATEST HITS』はラインナップから外れている。一部のシングル曲はアルバムバージョンに差し替えられているが、アルバム未収録のシングル曲は網羅されている[31]。
- ^ コメント全文「私は、洋楽から強く影響を受けた作曲に、日本語の美しさ、洒脱さをいかに併わせて、歌という形に留めるかを、楽しんだり、苦しんだりしながら続けて来ました。 ポップスは、聞き手に届いたときにはじめて完成します。 聞き手の数だけの思い出になり、そこからさらに自由に羽ばたいていきます。 この国も災害やコロナ禍にみまわれ、いやが上にも歌の持つ役割りを問われたとき、私ははっきりと、それは、〈明るさ、豊かさ、潤い〉を聞き手の心に送ることだと自覚しました。 そのひとの心にある歌は、何ものも奪えないからです。 "ユーミン"は、私個人の愛称であり、プロデューサー松任谷正隆が率いる、流動的なプロジェクトの名称でもあります。 50年のキャリアのあいだには、幾多の人たちが携わってくれました。スタッフ、ミュージシャン、クリエイター、メディアの方々。 皆が"ユーミン"という樹木の年輪のように、その足跡を残し、丈夫な幹に育ててくれました。 枝葉を繁らせ、花を咲かせ、果実を実らせ。 飛んでいった歌の鳥たちに、時々帰れる場所を作ってくれました。 これまでお世話になった方々、そして、私の音楽を愛してくれた沢山のファンの人たちと、この栄誉を分かち合いたいと思います。 心から御礼申し上げます。」
- ^ 「マサタカ」は夫の松任谷正隆。
- ^ 『サタデーアドベンチャー』が改編により日曜へ移転し土曜(サタデー)でなくなったため改題。
- ^ 放送形態の変更。
- ^ ソロ名義では初出場だが、2回目の出場としてカウントされた。
出典
- ^ a b c Mills, Ted. Yumi Matsutoya | Biography & History - オールミュージック. 2021年6月28日閲覧。
- ^ a b c “松任谷由実(マツトウヤユミ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年6月28日閲覧。
- ^ “第11回 ─ ニューミュージック”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2007年3月22日). 2021年6月28日閲覧。
- ^ “【シティポップ入門編】絶対に聴くべき不動の定番アルバム5選”. ARBAN. 株式会社ヴィジュアルノーツ (2019年10月9日). 2021年6月28日閲覧。
- ^ a b c 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、142頁。NDLJP:12276264/72。
- ^ ユーミン、呉田軽穂を語る 純粋な部分、出し切る朝日新聞インタビュー 2017年1月16日
- ^ 楽曲提供した須藤薫、松本明子らのジャケットにローマ字表記「Karuho Kureda」あり。
- ^ “荒井由実、松任谷由実、呉田軽穂……歌謡曲作家としてのユーミンの軌跡”. BRUTUS. (2022年7月15日) 2024年1月14日閲覧。
- ^ “Biography | Yumi Matsutoya Official Site 松任谷由実 オフィシャルサイト”. 松任谷由実 オフィシャルサイト - YUMI MATSUTOYA OFFICIAL SITE (1954年1月18日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ “『松任谷由実 デビュー40周年 はてない夢の旅』”. NHK (2012年11月30日). 2014年3月25日閲覧。
- ^ “SONGSスペシャル松任谷由実〜生きるよろこび歌にこめて〜”. NHK (2013年11月22日). 2014年3月24日閲覧。
- ^ 自著『ユーミンとフランスの秘密の関係』(CCCメディアハウス)
- ^ a b c 濱口英樹「本城和治インタビュー」『ヒットソングを創った男たち〜歌謡曲黄金時代の仕掛人』ヤマハミュージックメディア、2018年、85-86頁。ISBN 978-4401645268。
- ^ “Biography | Yumi Matsutoya Official Site 松任谷由実 オフィシャルサイト”. 松任谷由実 オフィシャルサイト - YUMI MATSUTOYA OFFICIAL SITE (1954年1月18日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ a b c d “松本隆に「フォークの神様」のご利益、あったの?”. Bookウォッチ. ジェイ・キャスト (2018年7月28日). 2012年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月9日閲覧。
- ^ a b 松任谷由実『ルージュの伝言』角川書店、1984年、16頁。ISBN 978-4-04-158001-1。
- ^ (インタビュアー:松任谷由実)「【yumiyoriな話】第36回 最終回 井上陽水さん」『YOMIURI ONLINE』、読売新聞、2011年8月12日。 オリジナルの2011年10月26日時点におけるアーカイブ 。2023年1月19日閲覧。
- ^ a b c d 吉見佑子「ミュージックスポット 『フォーク界にふきあれるウーマン・リブ旋風 女性シンガー・ソングライターたち』」『映画ファン(eiga fan)』1976年4月号、愛宕書房、113–115頁。
- ^ a b c d 「ニューミュージックスター年鑑」『mimi』1977年3月号、講談社、65–71頁。
- ^ 広告景気年表 - ナレッジ&データ 電通
- ^ 平岡正明. “特集 歌謡曲の神話 ベストテン時代へのレクイエム”. STUDIO VOICE (インフィス) (1992年5月1日発行): 18-19頁.
- ^ 「文と写真でつづるNEW MUSIC HISTORY」『NEW MUSIC LAND』1979年5月5日発行、近代映画社、62–63頁。
- ^ 「フォーク紳士録 【荒井由実】インタビュー 『ユーミンはあわてん坊』」『月刊平凡』1976年5月号、平凡出版、150-151頁。
- ^ “松任谷由実 「寿退社的な形で辞めさせてもらえるかなと…」引退を決断したという過去の心境明かす”. スポニチアネックス. 2022年12月18日閲覧。
- ^ ユーミン、中島みゆきが「日本語回帰」 - 芸能ニュース : nikkansports.com
- ^ . 朝日新聞. (2013年4月28日). オリジナルの2013年5月14日時点におけるアーカイブ。. [1] 2013年5月22日閲覧。
- ^ “松任谷由実さんら723人 バレエの熊川哲也さんも 春の褒章”. 産経新聞. (2013年4月28日) 2013年5月22日閲覧。
- ^ “「想い」を胸に歌う 紫綬褒章受章の松任谷由実さん”. 日本経済新聞. (2013年4月28日) 2013年5月22日閲覧。
- ^ “岩谷時子賞【2013年 第4回】”. 岩谷時子文化音楽振興財団. (2013年4月4日) 2021年6月4日閲覧。
- ^ “世田谷区名誉区民の顕彰について”. 世田谷区 (2017年6月22日). 2017年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月16日閲覧。
- ^ ねとらぼ ユーミンの全曲配信がスタート 荒井由実時代を含むデビューから45年間の全424曲
- ^ “松任谷由実の45年間凝縮したコンサートツアー映像作品化、YouTubeで33作品のMV一挙公開”. 音楽ナタリー (2019年8月23日). 2019年10月25日閲覧。
- ^ 松任谷由実、50周年記念ベスト盤が、女性アーティスト最年長 & オリコン史上初「1970年代~2020年代」6年代連続の「アルバム」1位【オリコンランキング】オリコン、10月11日
- ^ 松任谷由実、20年11ヵ月ぶりに「アルバム」2週連続1位【オリコンランキング】、オリコン、10月18日
- ^ 令和4年度 文化功労者文部科学省、11月3日発令
- ^ ユーミン「栄誉を分かち合いたい」周囲に感謝 シンガー・ソングライター初の文化功労者
- ^ 文化功労者に選出松任谷由実公式サイト、2022年10月25日
- ^ “松任谷由実 初めて明かす大きな夢とは?「こういう番組は大事な布石ですよね」”. スポニチアネックス. 2022年12月18日閲覧。
- ^ ハウス「北海道シチュー」CMソング「雪の道しるべ」の先行配信が本日スタート!松任谷由実オフィシャルサイト
- ^ 新曲「Call me back」MV、 9/21メタバース「XR World」にて先行配信決定 松任谷由実オフィシャルサイト
- ^ https://music.apple.com/us/album/be-a-superman-for-you-single/1557993935
- ^ 配信:2023年11月27日
- ^ BSフジ「小山薫堂 東京会議 #248」放送日
- ^ “1社提供番組「街角パレット~未来へのたからもの~」放送開始のお知らせ”. PR TIMES. MIRARTHホールディングス (2023年10月2日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “薬師丸ひろ子、“Wの悲劇”以来となる呉田軽穂の書き下ろし新曲がベスト・アルバムに収録 トレーラー公開”. CDJournal WEB. (2021年11月5日) 2021年11月28日閲覧。
- ^ 松任谷由実 - オリコンTV出演情報
- ^ “テレ朝POST » 本日『タモリ倶楽部』にユーミン初登場!奥田民生も駆けつけ特別企画「空ユミ・アワー」”. テレビ朝日. (2022年10月4日) 2022年10月5日閲覧。
- ^ “今夜「タモリ倶楽部」にユーミン登場。名曲で「空ユミ・アワー」 - AV Watch”. AV Watch. (2022年10月4日) 2022年10月5日閲覧。
- ^ 松任谷由実 目の前のことを一生懸命にクリアしていく。 若い時に培った姿勢は変わらない。
- ^ “文化功労者にユーミン…コロナ禍を経て「歌の役割を問われたとき、私ははっきり自覚しました」”. 読売新聞オンライン (2022年10月25日). 2022年10月25日閲覧。
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P162
- ^ 手越祐也、松任谷由実、加藤紗里……政治家・関係者と意外な関係を持つ芸能人(2020/09/21 12:00)|サイゾーウーマン
松任谷由実
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 15:12 UTC 版)
「サタデーアドベンチャー」の記事における「松任谷由実」の解説
1982年6月5日~1985年9月28日まで担当。 初回は『はじめまして、ユーミンです』と題して放送され、当時リリース直前だったアルバム「PEARL PIERCE」の曲が披露された。 放送時間帯が日曜日へ移動することになり、1985年9月28日の放送を以て終了。 松任谷はその後も幾度かのリニューアルを経て、現在もTOKYO FMで継続してパーソナリティを担当している。 詳細は「松任谷由実 サウンドアドベンチャー」を参照 主なゲストイエロー・マジック・オーケストラ(1983年5月14日・21日)
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松任谷由実
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 23:20 UTC 版)
「かたつむり (一青窈の曲)」の記事における「松任谷由実」の解説
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松任谷由実
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 03:16 UTC 版)
1980年代までは『悲しいほどお天気』などを例に挙げてその音楽世界を評価する他親交もあったが、1990年代以降は楽曲に魅力が失せ「裸の王様」になっているとしている。
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固有名詞の分類
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