ハルジョオン・ヒメジョオンとは? わかりやすく解説

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ハルジョオン・ヒメジョオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 05:09 UTC 版)

「ハルジョオン・ヒメジョオン」
松任谷由実シングル
初出アルバム『紅雀
B面 罪と罰
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル J-POP
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 松任谷由実
プロデュース 松任谷正隆
チャート最高順位
松任谷由実 シングル 年表
遠い旅路
(1977年)
ハルジョオン・ヒメジョオン
(1978年)
入江の午後3時
(1978年)
収録アルバム紅雀
9月には帰らない
(1)
ハルジョオン・ヒメジョオン
(2)
私なしでも
(3)
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ハルジョオン・ヒメジョオン』は、松任谷由実(ユーミン)の通算10枚目のシングル東芝EMIより1978年3月5日に発売。規格品番:ETP-10376。

同時発売された5枚目のオリジナルアルバム『紅雀』に収録。

1989年6月28日にCDシングルとして再発された。

解説

楽曲名である「ハルジョオン・ヒメジョオン」は、同じキク科シオン連ムカシヨモギ属の植物で、見た目も名称も似ている[注釈 1]ハルジオン(俗称・ハルジョオン[注釈 2])とヒメジョオンの両種を並べて韻を踏んだものである。ただし、歌詞に登場するのはヒメジョオンのみである。ジャケットには両種(ハルジオンとヒメジョオン)の学名「ERIGERON PHILADELPHICUS, ERIGERON ANNUUS」が書かれている。

オリコンチャートの登場週数は5週、チャート最高順位は週間80位、累計1.2万枚のセールスを記録した[1]

収録曲

  • Side A ハルジョオン・ヒメジョオン -Erigeron Philadelphicus, Erigeron Annuus-[2]
  • Side B 罪と罰 -Crime and Punishment-

参加ミュージシャン

  • キーボード:松任谷正隆

脚注

注釈

  1. ^ ハルジオンは背の高さが30cmから80cm、花の時期が4月から6月頃、舌状花の色が白か薄紫・幅が1mm以下で数が多いなどの特徴をもつ多年草。ヒメジョオンは背の高さが30cmから150cm、花の時期が6月から10月頃、舌状花の色が白か薄紫・幅が約1.5mmで数が少ないなどの特徴をもつ一年草。その他、標準的な花ではハルジオンはヒメジョオンより花が一回り大きいなどの差異があるものの、どちらも道端でよく見かける雑草であり、見た目も名称もよく似ていることより、混同されることがよくある。
  2. ^ ハルジオン“春紫の意で、著者の命名だが、ヒメジョオン(姫女)との類似からハルジョオンの名が普及している。”(牧野富太郎『牧野新日本植物図鑑 』629頁、北隆館(1961年))

出典

  1. ^ a b 『オリコン・シングル・チャートブック(完全版):1968 - 2010』オリコン・エンタテインメント、2012年2月、731頁。ISBN 978-4-87131-088-8 
  2. ^ https://music.apple.com/us/album/erigeron-philadelphicus-erigeron-annuus-single/14360098698

関連項目

  • 『春女苑/デイジー』 - さだまさしのシングル。本項の楽曲名と同様、標準和名のハルジオン(春紫)ではなく、俗称のハルジョオン(春女・「」は「」の異体字)を用いている。

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