めぞん一刻
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『めぞん一刻』(めぞんいっこく、ラテン文字表記: Maison Ikkoku[1])は、高橋留美子による日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、創刊号である1980年11月号から1987年19号まで連載された。2007年5月時点で累計発行部数は2500万部を記録している[2]。
注釈
- ^ 2009年8月1日には、同駅舎の標示板を「時計坂駅」にするイベントが行われた。東久留米駅も参照。
- ^ 東久留米は手塚治虫が自宅を構えていたことでも有名である。東久留米近辺は関東ローム層の中央部に位置するなだらかな丘陵地であり、河川による侵食のほかは坂らしい坂がみられない。「坂」については作者の当初の構想である中野・練馬近在のローム層周縁部の地形(東京都の坂)についての構想が反映されているものと考えられる。練馬区の「坂」は赤塚作品や藤子不二雄作品にしばしば描写された。
- ^ たとえば西新宿の高層ビルなどが遠景に描かれるようになった。
- ^ 制作のスタジオディーンは同線沿線の西荻窪にある。
- ^ 携帯電話や電子メールの技術はすでに存在していたが、まだ一般には普及しておらず、この時代では極めて限定された連絡手段であった。当時は家庭用FAXや伝言ダイヤルなどが最新技術として登場した頃であり、個人を結ぶ連絡手段が多くはなかった。携帯電話が普及するのは1995年前後、個人で利用できるコンピューターネットワーク通信がパソコン通信からインターネットに転換するのもWindows 95が発売された1995年前後であり、当時の回線方式の最新技術はISDN(基本64kbps)で(但し、日本でのサービス提供開始は連載終了後の1988年)ADSLは2000年代に入ってからである。なお、物語の終盤近くに五代がアルバイトしていたキャバレーのホステスとその子供がポケットベルを使う描写があったが、五代がポケットベルを所有することは最後までなかった。
- ^ a b アニメ版や実写作品などのメディアミックスでは響子がトップクレジット(主演)であり、五代は2番目となっている。
- ^ テレビアニメ版では第1話の二又によるナレーションで明かされており、作中においても初対面の時にフルネームで自己紹介したことになっている(テレビアニメ版第96話、総集編「移りゆく季節の中で」より)
- ^ テレビアニメ版27話からは、ピンクで描かれることが多くなった。
- ^ 主に、一刻館内で管理人の業務を行う際に着用する。テレビアニメ版27話以降では、一刻館から外出しても着用している。
- ^ 作者は中学生の賢太郎を想像できなかったからと理由を述べている。
- ^ ただしアニメ版の中では、2回名刺付きで異なる名を名乗っていたことがある(第36話。「けんのすけと書いてごろべえと読みます。人は私のことを正直ごろちゃんと呼ぶんですよ」)(第50話。「菊千代・きくちよと書いてためぞうと読みます。人は私を親切ためさんと呼ぶんですよ」)など。また四谷・フィリップ・マーロー、という外国人風の名前も名乗った。
- ^ 完結篇にて八神の誕生日が五代のひと月前と判明。
- ^ その上棟の写真や戦前に撮影された写真には「壱刻館」と表記されている。
- ^ アニメ版では、一刻館を取り壊すという噂が出回ったことがある。
- ^ チーフディレクターが変わると外観が変わっている。特に裏手が27話からは、1階から2階にかけて瓦屋根があり、管理人室の構造も大きく異なる。
出典
- ^ “MAISON IKKOKU”. VIZ Media. 2020年10月1日閲覧。
- ^ “コミック史上に燦然と輝く不屈の名作 初ドラマ化!DVD「めぞん一刻」発売”. CINEMATOPICS (2007年5月17日). 2020年9月22日閲覧。
- ^ 本作第1巻 (1982) p.6。
- ^ 本作第1巻 (1982) pp.29, 63。
- ^ 本作第1巻 (1982) pp.90, 91, 149, 150, 156, 157。本作第8巻 (1985) pp.84-87。
- ^ 本作第1巻 (1982) p.141。
- ^ 本作第1巻 (1982) p.141。本作第8巻 (1985) pp.76, 77。
- ^ 本作第6巻 (1984) pp.81, 194。本作第7巻 (1984) pp.83。
- ^ 本作第2巻 (1982) pp.92, 96, 111-120。本作第3巻 (1983) pp.213, 214。
- ^ 本作第1巻 (1982) pp.17-19。本作第5巻 (1984) pp.179-182。本作第10巻 (1986) pp.83-85, 189, 190, 195, 227。本作第12巻 (1986) p.223。
- ^ 本作第2巻 (1982) pp.21, 22。本作第3巻 (1983) pp.184, 196, 197。本作第6巻 (1984) pp.96, 97。
- ^ 本作第10巻 (1986) p.86。本作第13巻 (1987) p.178。
- ^ 本作第10巻 (1986) pp.129-134。本作第13巻 (1987) p. 217。本作第14巻 (1987) pp.13, 27, 28。
- ^ 本作第14巻 (1987) pp.206, 207, 219。本作第15巻 (1987) pp.37-44。
- ^ 本作第15巻 (1987) pp.176-190。
- ^ 本作第15巻 (1987) pp.171, 219-222。
- ^ 「めぞん一刻」の駅舎お別れ 取り壊しに住民「悲しい」 (朝日新聞、2008年11月14日付)
- ^ 「一刻館の思いで 或る愛の物語」ワニブックスを参照
- ^ a b c 「漫画家・高橋留美子インタビュー」20-22分、アングレーム国際漫画祭最優秀賞記念2020年4月15日-週刊少年サンデーTV 2020年11月12日閲覧
- ^ ビッグコミックスピリッツ2005年47号
- ^ rumicworld1010の2023年3月20日19時00分のツイート- X(旧Twitter)「【キャラクター小話】五代裕作 最初は主人公ではなく住人の一人だった。響子と恋仲になるとは想定していなかった。」
- ^ a b 原作第97話「深夜の面接」より。
- ^ 原作第6話「サクラサクカ!?」より
- ^ 「語り尽せ熱愛時代―ルーミックワールド VS ウルフランド」徳間書店(1984/12)
- ^ 薩摩川内市 (2020年4月27日). “がらっぱの贈り物。GARAPPA 01クラフトジン - 薩摩川内市観光情報”. こころ | 薩摩川内観光物産ガイド. 2023年9月3日閲覧。
- ^ 平野文のDJblog [1] による。
- ^ rumicworld1010の2023年2月11日19時10分のツイート- X(旧Twitter)「【キャラクター小話】二階堂望 みんなが空気読んで黙っちゃうところで、無神経な一言を言う役割を与えていました。」
- ^ rumicworld1010の2021年11月28日19時00分のツイート- X(旧Twitter)「【キャラクター小話】七尾こずえ 響子のライバルとして出したキャラです。ライバルというより、響子の心をざわつかせる存在でしたね。こずえなりの話の持っていき方といいますか、「大切なことを言わせない」術は描いてて楽しかったです。マイペースで可愛い、普通の女の子を意識していました。」
- ^ rumicworld1010の2022年8月21日18時59分のツイート- X(旧Twitter)「【キャラクター小話】八神いぶき 五代を女子校に放り込んだら面白いかなと思ったのと、響子と惣一郎の思い出をリンクさせるのが主目的だった。その中で生まれたキャラ。恋に恋するみたいな感じの子。制服は出身校がモデルで、懐かしい気持ちで描いていた。素直に描けて、動かしやすかったです。」
- ^ 出典:『クイック・ジャパン』2007年第71号)
- ^ 「名作漫画・アニメの「間取り」はこれだ(下)「『デスノート』の間取りは絶対に描けない」(2008.8.31産経ニュース)“アーカイブされたコピー”. 2009年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月9日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 1(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 2(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 3(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 4(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 5(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 6(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 7(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 8(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 9(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 10(文庫版)”. 小学館. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 1(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 2(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
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- ^ “めぞん一刻 6(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
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- ^ “めぞん一刻 8(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 9(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 10(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 11(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 12(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 13(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 14(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “めぞん一刻 15(新装版)”. 2022年2月23日閲覧。
- ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報』1987年(昭和62年)2月下旬号、キネマ旬報社、1987年、129頁。
- ^ 山下章「チャレンジ! アドベンチャー・ゲーム 新春特別企画・新作AVG情報」『マイコンBASICマガジン』1987年2月号(第6巻第2号)、電波新聞社、1987年2月1日、241頁。
- ^ a b c マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p109
- ^ “喫煙マナー普及啓発活動-たばこ火災注意喚起活動 | 協会の活動”. (一社)日本たばこ協会. 2023年11月6日閲覧。
- ^ “往年の名作「めぞん一刻」による寝たばこ火災防止キャンペーン! ~響子さんが喚起する「たばこはふとんで吸わないで」!~”. 日本たばこ協会. 2023年11月6日閲覧。
めぞん一刻(高橋留美子)
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「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」の記事における「めぞん一刻(高橋留美子)」の解説
「PIYO PIYOエプロン」および「PIYO PIYO」のマタニティのワンピースが作中に登場。また猪口(父)は笑い方を「『めぞん一刻』で三鷹の親父の声をやってた神谷明みたいな声」で笑うと表現されている。
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