裏の裏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/07 05:48 UTC 版)
| 「裏の裏」 | ||||
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| パスピエ の シングル | ||||
| 初出アルバム『娑婆ラバ』 | ||||
| B面 | かざぐるま スパイ対スパイ |
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| リリース | ||||
| 規格 | マキシシングル | |||
| ジャンル | J-POP、アニメソング、ロック | |||
| レーベル | ワーナーミュージック・ジャパン | |||
| チャート最高順位 | ||||
| パスピエ シングル 年表 | ||||
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「裏の裏」(うらのうら)は、2015年7月29日にワーナーミュージック・ジャパンからリリースされたパスピエのシングル。
概要
- 通常盤と初回限定盤が発売。初回限定盤は紙ジャケット仕様で2015年6月開催の「パスピエ presents『印象D』」から4曲のライブ音源を収録したCDも付属。
収録曲
| 全編曲: パスピエ。 | ||||
| # | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「裏の裏」 | 大胡田なつき | 成田ハネダ | |
| 2. | 「かざぐるま」 | 大胡田なつき | 成田ハネダ | |
| 3. | 「スパイ対スパイ」 | 田島貴男、小西康陽 | 田島貴男 | |
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合計時間:
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特典CD
初回限定盤に付属。自主企画「印象D」ライブ音源。
- とおりゃんせ(2015.6.24 Live at STUDIO COAST)
- 印象Dメドレー(2015.6.26 Live at なんばHatch)
- 気象予報士の憂鬱(2015.6.24 Live at STUDIO COAST)
- MATATABISTEP(2015.6.24 Live at STUDIO COAST)
楽曲解説
- 裏の裏
- インディーズ時代の未音源化作品「最小公倍数」(成田作詞)のリメイク。新たに成田がつけた仮タイトル“裏の裏”がそのまま正式タイトルになった。キメの「ウラのウラ」のフレーズは成田の希望で大胡田が取り入れている[3]。
- 「トキノワ」と同じくこれまでは1曲フルで聴かせることしか考えていなかったが、タイアップのためワンコーラスでどう聴かせるのかを課題にした[4]。
- ライブの生演奏ではなく音源だからこそできる音作りをしようと、ボーカルをリバース再生したものを重ねたりするなど、レコーディングした素材を切り貼りしたトラックメイキングの手法を取り入れている[4]。
- 歌詞は『境界のRINNE』の世界をモチーフに「こちらの世界でもあちらの世界でも、楽しいこともつらいことも両方あるだろうから、そんなに違わない」という大胡田の死生観を書いている[4][3]。
- かざぐるま
- パスピエデビュー後に大胡田が父親から「思い出の中とか、田舎で過ごした時のことを歌ってる歌も聴きたいな。だからいつか〈かざぐるま〉って歌う歌を書いて欲しい」と言われたことをきっかけに作詞した[3]。
- スパイ対スパイ
- ピチカート・ファイヴが1989年に発表したアルバム『女王陛下のピチカート・ファイヴ』の収録曲からのカバー[5]。
- 曲中の語り部分は成田のパターンも録音されたが不採用となった[3]。
脚注
- ^ パスピエ/裏の裏(初回限定盤)(オリコン)2015年8月5日閲覧
- ^ “今度はOP!パスピエ「境界のRINNE」タイアップ再び”. ナタリー (ナターシャ). (2015年6月3日) 2015年7月29日閲覧。
- ^ a b c d 大胡田なつき(インタビュアー:鹿野淳)「パスピエ、大胡田なつきの特異なる表現の源泉と不可思議なカルマとは」『MUSICA』第100号、FACT、104-107頁、2015年8月15日。
- ^ a b c 大胡田なつき、成田ハネダ(インタビュアー:宇野維正)「パスピエ「裏の裏」成田ハネダ&大胡田なつきインタビュー」『ナタリー』、2015年7月31日。2025年11月7日閲覧。
- ^ “パスピエ、ニューシングル「裏の裏」のCDジャケットと店頭購入特典が決定”. MUSICMAN (2015年6月15日). 2015年7月29日閲覧。
外部リンク
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