田島貴男とは? わかりやすく解説

田島貴男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 23:41 UTC 版)

田島 貴男
別名 歌う発酵食品
生誕 (1966-04-24) 1966年4月24日(58歳)
出身地 日本東京都大田区
学歴 和光大学
ジャンル R&B
J-POP
職業 歌手
ミュージシャン
作詞家
作曲家
音楽プロデューサー
担当楽器 ボーカル
ギター
ピアノ
サックス
トランペット
活動期間 1979年 -
事務所 【ピチカート・ファイヴ】
GREATEST HITS
(1988年 - 1990年)
【ORIGINAL LOVE】
KING COBRA
(1988年 - 1992年)
WONDERFUL WORLD
(1992年 - )
共同作業者 RED CURTAIND
(1985年 - 1987年)
ORIGINAL LOVE
(1987年 - )
ピチカート・ファイヴ
(1988年 - 1990年)
公式サイト originallove.com

田島 貴男(たじま たかお、1966年4月24日 - )は、日本歌手ミュージシャン東京都大田区出身。福島県立郡山高等学校和光大学卒業。身長184cm。Original Loveの創設メンバーであり、結成から現在までボーカルを担当し同バンドの顔的存在である。

経歴

1966年

1973年

1978年

1979年

  • 芦屋市立山手中学校へ入学。クラスメイトからの影響で、ビートルズやパンク・ロックに目覚める。
  • 作曲を開始、あわせてデモテープ作りも始める。一方で友人たちとバンドを結成、デモテープでは“謎の集団”、ライブでは“空中分解”とそれぞれ名乗った。

1981年

  • 福島県郡山市へ引越。

1982年

1985年

  • 4月、和光大学に入学。
  • 冬、小里誠(Bass)と知り合う。自作のデモテープをバンドで演奏したいという思いから、田島を中心に、秋山(Ds)・小里(B)と“The Red Curtain”を結成。バンド名はXTCの変名バンドThe Dukes of Stratosphearでコリン・モールディング(Colin Moulding)が使っていた名前から。命名者はXTCのファンだった小里。

1986年

  • 夏、「もう一人ギターがいたほうがいい」ということになり、小里が高校の同級生、村山孝志(Guitar)を紹介、メンバーとして加入。

1987年

1988年

  • 2月5日、渋谷 ラ・ママ。会場を訪れた小西がオリジナル・ラヴのライブ終演後、田島にピチカート・ファイヴへの加入を要請する[1]
  • 4月、小西の誘いを受け、オリジナル・ラヴの活動を平行して続けられることを条件に、田島がピチカート・ファイヴへ加入。
  • 8月、インディーズからアルバム『ORIGINAL LOVE』 (JALA JALA RECORDS JL-001)発売。ピチカートへの加入により契約上レコードが出せなくなるので、寄せ集めでも形に残そうとの思いからだった。
  • 9月21日、ピチカート・ファイヴ、アルバム『Bellissima!』発売。

1989年

1990年

  • 初頭、田島がオリジナル・ラヴの活動に専念していくことを表明。秋山がオリジナル・ラヴを離籍。
  • 5月21日、ピチカート・ファイヴ、アルバム『月面軟着陸』発売。
  • 6月18日、ピチカート・ファイヴ『“cosa nostra pizzicatomafia”コンサート』(草月ホール)、この日をもって田島が“卒業”。
  • 6月、小里がオリジナル・ラヴを離籍。ブルー・トニックの元メンバー、木原龍太郎(key)が加入。サポートメンバーとしてザ・ルースターズおよびブルー・トニックの元メンバー、井上トミオ(Bass)が参加。マスコミ配布用のプロモーションCD『KING OF LOVE』をレコーディング。
  • 8月、宮田繁男(Drums)加入。
  • 9月、森宣之(Sax)加入、メジャーデビュー時のメンバーが揃う。

1991年

  • 1月25日、『LOVE! LOVE! & LOVE!』レコーディング開始(4月14日まで)。
  • 6月14日、1stシングル「DEEP FRENCH KISS」を2曲入り8cmCDと限定盤3曲入り12cmCDの2種類で発売。
  • 7月12日、1stアルバム『LOVE! LOVE! & LOVE!』発売。デビュー盤にして、これまでの活動の集大成の意味合いも含む2枚組。

以降はORIGINAL LOVEを参照

楽曲提供

1992年
  • ちわきまゆみ
    • 恋が途切れてく
  • 石田純一
    • 砂金
    • ジゴロ
  • クレモンティーヌ
    • Oye Ramón ねぇ、ラモン (作詞:Marcela Mitz、作曲・編曲:田島貴男)
    • Quand Rita danse リタがダンスを踊るとき (作詞:Marcela Mitz、作曲・編曲:田島貴男)
    • A St Tropez サントロペで (作詞:Marcela Mitz、作曲・編曲:田島貴男)
  • 本木雅弘
    • THE CRYSTAL
    • BLUE NOTE
  • 池田聡
    • ヘヴン (作詞:小西康陽、作曲:田島貴男、編曲:小西康陽、Produced by 小西康陽)
  • 井上睦都実
    • 東京タワー (作詞:井上睦都実、作曲・編曲:田島貴男)
  • KOiZUMiX PRODUCTION
    • SEXY HEAVEN (作詞:吉田美奈子、作曲・編曲:田島貴男、コーラスアレンジ:吉田美奈子)
1993年
2000年
  • V6
  • heaco
    • Far away 〜終わらない明日へ〜 (作詞:heaco、作曲:田島貴男、produced by タジマタカオ)
    • Sleepless Night (作詞:heaco、作曲:田島貴男、produced by タジマタカオ)
2001年
  • キタキマユ
    • ドライブ (words:キタキマユ、music, sound produce:田島貴男)
  • Crystal Kay
    • CURIOUS
  • 及川光博
    • 特別なひと (作詞:及川光博、作曲・編曲:田島貴男)
2002年
2003年
  • SMAP
    • たてながの自由
2004年
  • 鈴木雅之
    • ソウル・タトゥー (作詞:松井五郎、作曲・編曲:田島貴男、Produced by 田島貴男)
2007年
  • エナメル・ブラザーズ
    • モテるのもラクじゃない (Want More Love) (作詞:松尾潔、作曲・編曲:田島貴男)
2014年

プロデュース

1993年
  • アンナ・バナナ
    • 『High Dive』
2001年
2003年
  • bird
    • 『DOUBLE CHANCE』
2004年
  • bird
    • 『vacation』
2007年
  • bird
    • 「YOU CAN'T HURRY LOVE with 田島貴男」
2017年

参加曲

1992年
2000年
  • クレイジーケンバンド
    • 「ショック療法」 - リミックス
  • 『PUNCH THE MONKEY III』
    • 「ルパン愛のテーマ 空想ライヴReMix」 - プロデュース&ボーカル)
  • 中村一義
    • 「メロウ」 - リミックス
2001年
2002年
2004年
  • 松任谷由実
    • VIVA! 6×7』- 「太陽の逃亡者」 ゲストボーカル
2009年
2014年
2018年
2019年
2025年

著書

テレビ番組

  • モグラ・ネグラ (テレビ東京、1992年10月6日 - 1993年2月23日 毎週火曜日 0:40 - 1:50)
  • アルファベット2/3(フジテレビ、1992年 毎週火曜日 24:40-25:10)- 「episode I(第9話)」にバスキング役でゲスト出演

ラジオ番組

CM

エピソード、人柄等

[要出典]

  • その音楽性の異常なまでの振れ幅の大きさは、過去を振り返らない性格と、新しい物事に熱中しやすい(多くは長く続かない)性格とに由来するようである。[要出典]
  • かつてはケーキ作りに没頭したこともあるほどの甘党であり、コカコーラも好む。オートバイでツーリングするのも趣味。ジョギングすると作曲が進むとも言う。ブルース・スプリングスティーンのファンであることは義務であるとネットで告白する。[要出典]
  • つねにカバンいっぱいに10数冊の本を持ち歩く本の虫。本を詰め込まれたカバンの総重量は10kg前後に達するという。田島は、この重たいカバンを持って散歩に出かける。[要出典]
  • 岡本太郎の著書『自分の中に毒を持て あなたは"常識人間"を捨てられるか』(青春出版社1988年)を愛読している。田島は、その本の中で気に入った文章に鉛筆で線を引いているのだが、ほとんどのページの文章に線が引かれていた。[要出典]
  • デビュー後10年間はギター以外の楽器をほとんどやらなかったが、2000年リリースの『ビッグクランチ』収録のころにピアノの本格的な練習をしたのを皮切りにサックスマラカストランペットなど、様々な楽器の練習をはじめた。ライブでそれら楽器の演奏を披露する事もある。[要出典]
  • ライブで突如体をくねらせ、田島独特のダンスを披露する事がある。もっぱら、観客と田島のテンションが高まった時に見られる。[要出典]
  • お笑いタレント関根勤、俳優の藤岡弘、に似ているとよく言われており、本人も認めているという。[要出典]
  • 神奈川県相模原市橋本にある塾(横浜ゼミナール)で英語の講師をしていたことがある。夏休みの単語を覚える合宿で余興としてライブをしていたという。[要出典]
  • オリジナル・ラヴの4thアルバム風の歌を聴け』に収録されている「心」は、当時産まれたばかりの自分の子供について歌った曲だと言われている。また、アルバムのサブタイトルである「CELEBRATE YOUR LIFE」とはその子供に対して贈られた言葉だという。[要出典]
  • 2004年から始まった『ほぼ日刊イトイ新聞』の「田島貴男のオレのニュース」以降、田島本来の自由なキャラクターから、別名「番長」とも呼ばれている。[要出典]
  • サザンオールスターズのファーストアルバムを聴き、「桑田さん(桑田佳祐)は天才だとしか言いようがない」とツイートしたことがある[3]
  • 近年では自身1人のみによるソロプレイも増えてきており、ボイスパーカッションやギターを叩いてドラムサウンドを表現するスラム奏法などのパーカッション技術も評価されている。
  • コロナウィルスの脅威による社会的影響でライブ活動が難しくなった中、「自身のギターを何本か売り、配信機材を揃えた」と本人は述べている。

脚注

  1. ^ 風の歌を聴け』紙ジャケット仕様再発盤(2007年10月24日発売 CD:TOCT-26396)収載「ライナーノーツ」橋本徹 (SUBURBIA)
  2. ^ 〜「角ハイボール」新TV-CM〜 新イメージキャラクターに井川遥さん『いらっしゃいませ』篇 2月7日(金)オンエア開始 2014.1.29 ニュースリリース(2014年1月29日)、サントリー酒類、2014年2月6日閲覧。
  3. ^ tajima_takaoのツイート(589289938513842176)

外部リンク


田島貴男(メイン・ボーカル、ギター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 10:03 UTC 版)

ピチカート・ファイヴ」の記事における「田島貴男(メイン・ボーカルギター)」の解説

1988年脱退した佐々木代わり2代目ボーカリストとして加入加入当時既にORIGINAL LOVE活動しており、掛け持ちの形になる。1990年ORIGINAL LOVE専念するため脱退ピチカート・ファイヴ楽曲夜をぶっとばせ」を1995年ORIGINAL LOVEカバー

※この「田島貴男(メイン・ボーカル、ギター)」の解説は、「ピチカート・ファイヴ」の解説の一部です。
「田島貴男(メイン・ボーカル、ギター)」を含む「ピチカート・ファイヴ」の記事については、「ピチカート・ファイヴ」の概要を参照ください。

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