ガチョーンとは? わかりやすく解説

ガチョーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 07:19 UTC 版)

谷啓」の記事における「ガチョーン」の解説

「ガチョーン」追い詰められたときやCM前のオチ使用される。『素敵なデイト』で初め使われたとみられ、当時は伸ばさず、「ガチョン」と発音していた(谷の初シングル愛してタムレ』でも最後に「ガチョン」と言っているのが確認できる)。また、手の動作は『右手前後させる』と思われがちで、そのように報道されたこともある が、前述通り麻雀元ネタとなっているので実際に動いているのはテレビカメラのほうであり伸ばした手を引き込む のが正しい。ただし起源について諸説あり。山下勝利麻雀から生まれたギャグ伝えており、「いい牌をつもってきたときや、相手大きな手に打ちこんでしまったときなど、このガチョーンをやっていた。そのとき心境を音にすると、ちょうどこれだった」と記している。また、テレビ番組コント魚釣りの話をした時、谷啓が「でかいつりあげたのに、ガチョーンと逃げられちゃって」といつもの口癖を出すと、それを聴いていた放送作家塚田茂が「いいね、それ、使おうよ」と言い出したのが起源であるとも山下伝えている。 ガチョーンの補足 日刊スポーツ2011年実施したお笑い史上最高の一発芸は?」アンケートにおいて、有効投票数3084票中354票を獲得して1位となった2位ビートたけしの「コマネチ」、3位志村けんの「アイ~ン」であった平成時代のドラマ・アニメ作品において、昭和代表する一発ギャグ流行語として用いられることが多い。アニメ『おそ松さん』2015年10月から) NHKドラマひよっこ』(2017年4月から9月NHKドラマ植木等とのぼせもん』(2017年9月から10月1980年代バラエティー番組オレたちひょうきん族」に準レギュラー出演した素人男性通称吉田君のお父さん」)が持ちギャグとして使用した。ただし、手を引く正式な仕草ではなく「ガッチョーン」と連呼して手を突き出す動作繰り返す我流のものであった詳細は「牛の吉田君」を参照 間違ったガチョーンの仕草広まってしまったことから、後年、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」ガチョーンでハラホロヒレハレずっこけ大会など 、に本人正し動作レクチャーするテレビ企画などが度々あった。また、1983年発行の『テレビ黄金時代』(キネマ旬報社後年同名著書ではなく小林信彦責任編集ムック)の巻頭特写グラビア正しい〈ガチョーン!〉のやり方」では、連続写真でガチョーンをレクチャーしている。 本来の意味ではなく「ガビーン」のようにショック落胆を表す時に用いられることがある。特に宇多田ヒカル多用していた。 1992年に、川崎重工業(現・カワサキモータース)から発売され250㏄二輪車エストレア」の広告コピーにも採用された。 ガチョーンの派生作品 『ガチョン侍武者修行』(1964年1月3日)「おとなの漫画」の正月スペシャル新春おとなの漫画』で特集され時代劇。 『マイケル・ジャクソン出世太閤記』(1984年大瀧詠一プロデュース小林信彦原案藤井青銅脚本ニッポン放送30周年記念特番谷啓演じる「我嘲禅師」に片岡鶴太郎演じる「マイケル・ジャクソン」が弟子入りし谷啓マイケル・ジャクソン風のガチョーンを披露している。 『NaHaNaHa vs. Gattchoon BattleDJ senda & tiny-k(せんだみつお谷啓1999年5月発売プレイステーション用ソフト「beatmania GOTTAMIX」収録曲

※この「ガチョーン」の解説は、「谷啓」の解説の一部です。
「ガチョーン」を含む「谷啓」の記事については、「谷啓」の概要を参照ください。

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