スイングジャーナルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スイングジャーナルの意味・解説 

スイングジャーナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 06:59 UTC 版)

1960年4月号(デラ・リース)、1967年6月号(ニーナ・シモン

スイングジャーナル』(Swing Journal)は、スイング・ジャーナル社から出版されていた、主にジャズを専門とした月刊音楽雑誌1947年に創刊され、約63年間海外の作品などをいち早く紹介するなど戦後日本のジャズ文化をリードしてきたが、2010年休刊した。

本誌の取り上げる音楽家やレコードなどの評論には定評があり、「スイングジャーナル・ジャズディスク大賞」なども発表していた。またオーディオ機器の評価記事も充実していた。日本のジャズ界の発展に大きく貢献した人に対して贈られる南里文雄賞も主催していた。

「別冊スイングジャーナル」と言う形で、音楽やオーディオ機器のムック本も多数、企画・出版していた。

ローリング・ストーンズチャーリー・ワッツが、定期購読していた[1]

歴史

1947年に創刊。

広告収入の落ち込みにより、2010年7月号をもって休刊した[2]。最後の表紙はジョン・コルトレーンだった。また同社から発売されていた音楽月刊誌「アドリブ」も同年5月に休刊していた。

スイング・ジャーナル社を退社したスタッフなどが立ち上げた新会社から、後継誌の様な形で「Jazz Japan」誌が2010年8月に創刊された。本誌最後の編集長三森隆文(7人目)も新雑誌創刊に加わった。

脚注

  1. ^ 2006-01-08 ジャズおたくだったチャーリー・ワッツ”. 小川隆夫のJAZZ blog 『 Keep Swingin' 』. 2013年5月26日閲覧。
  2. ^ ジャズ専門誌「スイングジャーナル」休刊へ”. MSN産経ニュース (2010年5月17日). 2010年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月2日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スイングジャーナル」の関連用語

スイングジャーナルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スイングジャーナルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスイングジャーナル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS