漫画が原作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:52 UTC 版)
基本的にはアニメ作品を基にメディアミックスがなされる数珠繋ぎ戦略が一般的である。なお、漫画から直接実写作品化が認められている出版社やジャンルもあることはあるが、アニメ作品を作ってから実写作品を作らなければいけない事例もサブカルチャー系の出版社や少年漫画作品を中心に存在するので、同じ会社によってテレビアニメと実写映画の同時展開がなされる抱き合わせ製作が用いられることもある。漫画雑誌によっては、アニメ化しか認められていない事例もあるので、掲載誌をウェブコミック配信サイトなどの名義に変更することで実写作品が作られている例も存在する。 鉄腕アトム 同名の漫画を特撮ドラマ化、テレビアニメ化(第1作・第2作・第3作)、CGアニメ映画化された。アニメ第1作は、「日本初の1話30分の連続テレビアニメ」といわれることが多い。公式アレンジ作品として、『アトム ザ・ビギニング』がある。詳しくは該当項目を参照。 サブマリン707 プラモ化による展開が漫画の人気を後押ししたという、後年の『機動戦士ガンダム』に先駆けた成功例である。当時非常に高い人気を誇り、ソノシートでイメージソングも発売されたが、アニメ化自体は頓挫している。 KAIKANフレーズ 漫画『快感♥フレーズ』をアニメ化、作中のロックバンド「Λucifer」が実際にデビューし話題になった。 釣りバカ日誌 実写映画シリーズが約20年に渡って制作され、テレビアニメ化、実写ドラマ化もされた。 遊☆戯☆王 同名の漫画をテレビアニメ化。また、作中で登場したカードゲームを中心として、実際にカード化やゲーム化なども展開されると、再びアニメ化。特にトレーディングカードのヒットは国内だけでなく、海外でも展開された。これらは後継作品にも引き継がれている。
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