どく‐だん【独断】
独断専行
(独断 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 04:47 UTC 版)
独断専行(どくだんせんこう)とは、単独の判断で事を行うこと。特に、軍事組織においては、受けている命令と現在の状況が矛盾した場合の指揮官の決心(独断)を指す。
- ^ “綱領・六”. 艦船職員服務規程. (1919). p. 481 2023年3月25日閲覧. "軍隊における服従は絶対的にして軍人第二の天性たらさるべからず。従て一旦命令を受けたるの後あるいは其の行いがたきを訴えあるいは其の実行をおこたりあるいは其の当否を議するか如きは断じて是を許すべからず。しかれども命令の実施には独断専行を要すること少なからざるものにして緊急の場合状況の変化に際し更に指令を受くること辺なきときは須らく命令者の意図を忖度し独断専行宜しきを得て機会に投合せざるべからず。しかも独断専行は服従の精神と相悖るものに非ずして常に命令者の意図の範囲内においてし、決して擅恣に陥ることなきを要す。(旧漢字は改め一部をひらき、カタカナは平仮名とした)"
- ^ 専恣とも書く。欲しいままにすること、わがまま、勝手気まま。小学館デジタル大辞泉「専恣・擅恣」[1]
- ^ 中村悌次 (1998-09-06) (PDF). 統率講義 指揮幕僚課程. 公益財団法人 水交社. p. 12 2023年3月25日閲覧。
[続きの解説]
「独断専行」の続きの解説一覧
- 1 独断専行とは
- 2 独断専行の概要
「独断」の例文・使い方・用例・文例
- 自己の一存で, 独断で.
- 自己の責任において 《命令されたのでなく独断で》.
- 君の考えはややもすると独断になりがちだ.
- この金を使ったのは独断の処置か
- 独断で事をきめる
- 独断の処置をするとは横着だ
- 彼は独断でこの金を使ったのは僣越の沙汰だ
- 独断的な態度で
- 彼女は非常に独断的に振る舞った
- 支配権を握った時、彼女は静かで、独断的ではなかった
- 心の狭い独断的な状態の
- 彼は、現代芸術への独断的に自説を曲げない批判者である
- 激しく独断的な本
- 独断的で大げさなに話す
- 独断的に話す
- 伝統に縛られて頑固に独断的な
- 独断的に、または力ずくで奪う
- 独断的でない
- ま確実性または合格、確約によって特徴づけられる品質または状態と独断的主張
- 立証されていない独断的な断定
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