人物画像鏡とは? わかりやすく解説

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人物画像鏡

読み方:ジンブツガゾウキョウ(jinbutsugazoukyou)

漢鏡のうち、人物図様化した鏡。


隅田八幡神社人物画像鏡

(人物画像鏡 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 07:03 UTC 版)

隅田八幡神社人物画像鏡(すだはちまんじんじゃじんぶつがぞうきょう)は、和歌山県橋本市隅田八幡神社が所蔵する、5世紀から6世紀頃製作の銅鏡。鏡背の48字の金石文は、日本古代史、考古学、日本語学における貴重な資料である。国宝に指定されている[1]


  1. ^ 国宝指定名称は「人物画鏡」である。鏡は東京国立博物館に寄託されている。
  2. ^ 1838年(天保9年)刊『紀伊国名所図会』が文献における初見(森岡隆 p.271)。
  3. ^ 「継体天皇と即位の謎」新装版 吉川弘文館 2020‐3‐10 34頁
  4. ^ 「継体天皇と即位の謎」新装版 吉川弘文館 2020‐3‐10 34‐35頁
  5. ^ 「継体天皇と即位の謎」新装版 吉川弘文館 2020‐3‐10 35‐37頁


「隅田八幡神社人物画像鏡」の続きの解説一覧

人物画像鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:50 UTC 版)

武寧王」の記事における「人物画像鏡」の解説

和歌山県隅田(すだ)八幡神社所蔵東京国立博物館寄託)の国宝「人物画像鏡」の銘文に、 「癸未八月日十大王年男弟王在意沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直濊人今州利二人等取白上同二百旱作此竟」 「癸未の年八月十日、男弟王が意沙加の宮にいます時、斯麻が長寿念じて河内直、濊人今州利二人らを遣わして白上二百旱を取ってこの鏡を作る」とあり、「癸未年」(503年)、「男弟王」(武烈継体か)が「意沙加宮」(忍坂宮、石坂宮)にいたとき、鏡を作らせて男弟王長寿祈って鏡を献上した「斯麻」が知られる。これは武寧王のことであるとの見方が強い。

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人物画像鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 02:44 UTC 版)

隅田八幡神社」の記事における「人物画像鏡」の解説

隅田八幡神社人物画像鏡」を参照 国宝指定されている隅田八幡神社所有銅鏡東京国立博物館寄託)。銘文に、 「癸未八月日十大王年男弟王在意沙加宮時斯麻念長寿開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟」 (癸未の年八月十日、男弟王が意沙加の宮にいます時、斯麻が長寿念じて河内直穢人今州利二人らを遣わして白上二百旱を取ってこの鏡を作る)(判読解釈には異説あり)とあり、「癸未年」(503年)、「男弟王」が大和の「意沙加宮」(忍坂宮)にいた時に「斯麻」が鏡を作らせて「男弟王」の長寿祈ったことが記される。「斯麻」は『日本書紀』のみならず墓誌にも別称記され武寧王であるとの見方強まっている。「男弟(おおと)王」は「男大迹(おほど)王」に比定することができ、その場合は継体天皇を指すと考えられる。この解釈では、継体天皇503年大和忍坂宮にいたこととなり、継体天皇畿内勢力抵抗のため晩年まで大和盆地入れなかったという見解成り立たなくなる。ただし、ヲホドとヲヲトでは、6世紀初頭では相当発音異なっており、「癸未年」として443年をあてる考えもあるなど、様々な問題含んでいる。 境内の人物画像鏡碑

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