半自動式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 14:58 UTC 版)
半自動式拳銃はピストル開発の次なるステップのものだった。弾薬を一発ずつ装填しなければならない多薬室式を避けることで、自動式拳銃はより速やかな発射速度をもたらし、加えて再装填に必要な時間がわずか数秒で済むようになった。すなわち、ボタンやレバーを操作することで弾倉を迅速に交換できるようになった。ブローバック方式の半自動式拳銃であれば、発射時に薬莢の底面に加わる圧力は遊底を押し戻すこと、薬莢を抜き出すことに使われ、それにより弾倉のバネはまた次の実包を押し上げることができる。それから遊底が返ってきて、薬室に実包を送り込む。現代的なブローバック作動の半自動式拳銃の一例はH&K VP70である。
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