半自動電鍵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 20:36 UTC 版)
錘の振動などの機構により短点のみを自動的に送信する電鍵。英語ではバグキー(Bug key)という。レバーを右に押すと内蔵の振り子の作用で短点が自動的に送信される。左に押すと接点が繋がったままになるので、手動で断続して長点とする。高速度の送信が可能であることから、自動電鍵が普及する以前には業務用に広く用いられた。日本ではハイモンド・エレクトロ社だけが唯一、BK-100を生産していたが打ち切ったため、現在はVibroplex社(アメリカ)の製品のみしかない。 なお、バグキーの名は、世界で初めて開発した(1904年特許取得)Vibroplexがホタル(Lightning Bug)を社章として刻んでいた事に由来する。
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