小銃射撃場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/20 11:41 UTC 版)
主に小銃射撃等で使用しており、25・50・100・200・300mの距離に応じた射座が設けられており、跳弾防止の観点から山奥等の演習場・訓練場に隣接する形で設けられている。小銃だけでなく機関銃や拳銃の射撃訓練にも使用されており、師団司令部等近辺の射撃場は現在自動採点装置等を使用する近代的な射撃場になっている例が多い。自動採点装置が設置されていない射撃場では、「監的壕」と呼ばれる壕に勤務員が入り、的を操作し採点している例がある。本州など、敷地や周囲が住宅街等射撃場運営に制限がある地域では、コンクリート建造物(自衛隊では覆道という)を設けてその中に屋内射撃場を設けている例があり、特に東京都内等の都市部では演習場まで移動に半日を要する例があるため、小銃実弾射撃場を屋内施設として設置している。
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