小銃擲弾(ライフルグレネード)型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:09 UTC 版)
「対戦車擲弾」の記事における「小銃擲弾(ライフルグレネード)型」の解説
小銃の先端部に装着し、空包もしくは実包を利用しての投射を可能としたもの。手榴弾型よりも遠距離の標的を狙うことができるが、後述の対戦車擲弾発射機に比べると射程に劣る。 安定翼によって指向性を持たせることができるため、成形炸薬弾頭による対戦車戦闘にも用いられる。もっとも、サイズの限界から、主力戦車相手には力不足であり、アンダーバレル式グレネードランチャーの代わりに対人・対軽装甲車両の両用兵器として運用する国が多い。 旧来のものは装着するためにアダプターが必要で、空包で発射する必要があり、小銃射撃ができなくなる欠点があった。しかし、近年のものは防弾布のブレットトラップによって、アダプター無し、実包で発射することが可能になり、小銃手がいつでも使用できる汎用的な装備となっている。 「22mmライフルグレネード」も参照 ベルギー ENERGA ライフルグレネード フランス APAV40 ライフルグレネード AC58 ライフルグレネード イギリス No.68対戦車小銃擲弾 日本 06式小銃てき弾 アメリカ合衆国 M31 HEAT ライフルグレネード
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