ENERGA ライフルグレネード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/23 09:37 UTC 版)
Super Energa | |
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![]() ENERGAグレネード。訓練用模擬弾なので青色に塗装されている。 |
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種類 | 対戦車ライフルグレネード |
原開発国 | ![]() |
運用史 | |
関連戦争・紛争 | 朝鮮戦争など |
開発史 | |
開発者 | エドガー・ウィリアム・ブラント[1] |
製造業者 | Mecar SA |
諸元 (HEAT-RFL-75) | |
重量 | 765 g |
全長 | 425 mm |
砲身内径 | 75 mm |
弾体直径 | 75 mm |
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初速 | 75 m/s |
最大射程 | 550 m (maximum) 200 m (effective) |
弾頭 | PETN |
炸薬量 | 314 g[2] |
ENERGAライフルグレネードとは、1950年代初頭にベルギーで開発された対戦車ライフルグレネードである。アメリカ軍では朝鮮戦争で歩兵用対戦車兵器の欠如が原因で苦戦したことからM28ライフルグレネードとして採用された。初期には専用の発射機とセットで配備されたが、1952年以降は従来型のM7発射機を改良したもので運用が可能となった。1960年代まで運用されていたがM72 LAWなどの対戦車ロケット弾に更新された。開発元では改良したSuper ENERGAを開発しアフリカなどでは運用が継続されている。
Variant | Length | Weight | Explosive fill | Armor penetration (est.) |
Maximum Range |
Effective Range |
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Energa | 395 mm | 645 g | 331 g RDX & TNT | 200 mm | 300 m | 100 m |
Super Energa | 425 mm | 765 g | 314 g PETN | 275 mm | 550 m | 200 m |
Denel R1M1 | ~ 425 mm | 720 g | ? g RDX & Wax | 275 mm | 375 m | 75 m |
参照項目
関連項目
参考文献
- (JIW) Ian Hogg. Jane's Infantry Weapons 1984-85, London: Jane's Publishing Company Ltd., 1984.
外部リンク
ENERGA ライフルグレネード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/18 10:40 UTC 版)
「22mmライフルグレネード」の記事における「ENERGA ライフルグレネード」の解説
1950年代初頭、ベルギーにおいて開発されたHEAT弾。朝鮮戦争で、対戦車火力の欠如によって苦戦を強いられた経験を踏まえ、アメリカ軍によってM28として採用された。M28は当初、専用の発射機と組み合わされて配備されたが、1952年以降は、従来運用されてきたM7発射機の改良型での運用が可能となった。M28は、1960年代初頭まで運用されたのち、M31 HEATおよびM72 LAWの組み合わせによって更新され、アメリカ軍での運用を終了した。しかし、オリジナルのENERGAは、改良を受けてSuper ENERGAに発展し、現在でも第三世界では運用が継続されている。
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