ENEOS童話賞
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ENEOS童話賞(エネオスどうわしょう)はENEOSホールディングスが「心のふれあい」をテーマにした創作童話を募集するメセナ活動である。 ENEOS童話賞はENEOSホールディングスの前身企業にあたる共同石油が1970年に創設した「共石創作童話賞」が前身。合併に伴い、1994年に「JOMO童話賞」(第24~40回)、2010年7月に「JX童話賞」(第41~43回)、2013年3月に「JX-ENEOS童話賞」(第44~47回)、2017年に「JXTG童話賞」と名称が変更され、2020年に主催するJXTGホールディングスがENEOSホールディングスに社名変更されるのに伴い、現名称に改称された。 応募作品の中から西本鶏介ら選考委員による審査により優秀作を表彰および童話集『童話の花束』に編纂、発行している。『童話の花束』は応募者全員および児童施設・機関などに無償配布される他、ENEOSサービスステーション(店舗)利用客への配布、および有償で一般にプレゼントされている。なお、『童話の花束』は非売品であり、書店では販売されていない。 作品募集から『童話の花束』発行までのスケジュールは概ね以下の通り。 3月 - 5月 郵送およびインターネットで作品を募集。 6月 - 10月 選考委員による作品の審査。 11月 受賞作品を発表、授賞式を実施。 12月 『童話の花束』発行。応募者などへの無償配布および翌年2月まで有償プレゼント。それ以降は過去3年分までバックナンバー扱いで配布。 なお過去の受賞作品は、PDFファイルにまとめられ、同賞の公式ウェブサイトに公開している。ただし一般公募をしていない第1・2・3・5・6集については非公開となっている。
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