ホイールロック式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 02:37 UTC 版)
ホイールロック式(ホイールロックしき、Wheellock)とは、鋼輪の回転による銃の点火方式。邦訳では、鋼輪式(こうりんしき)、または歯輪式(しりんしき)ともいう。
- ^ このアーム部分を英語で「犬の腕」(The doghand)と称している。日本ではホイールロックは普及しなかったために邦訳はない。
- ^ 点火薬は装薬と同じ黒色火薬であるが、伝火を確実にするために細かくすりつぶしてある。量はスプーン一杯ほどとかなり多い。『別冊Gun 素晴らしきGunの世界』205頁。
- ^ ただし、瞬時に発砲されず、火皿の白煙が上がった後にやや遅発気味になる。これは装薬に伝火する際、火皿を経由するのでワンテンポ遅れるためである。『別冊Gun 素晴らしきGunの世界』201頁。
- ^ 貴族はプロの軍人(当時はランツクネヒトのような傭兵)ではないので、武人の蛮用に向かないホイールロックでも欠点は表面化しにくかった。イーグルパブリッシング『萌え萌え特殊銃事典』(2008年1月1日初版発行)142頁。
- ^ 「ホイールロック・ウォー・アックス」とも呼ばれる。新紀元社『武器事典』(1996年12月17日初版発行)304-305頁。
- ^ 銃身を棍棒代わりにするのを一歩進めた思想であり、これらは後に銃剣へと発展して行く。イーグルパブリッシング『萌え萌え特殊銃事典』(2008年1月1日初版発行)94-95頁。
- 1 ホイールロック式とは
- 2 ホイールロック式の概要
- 3 脚注
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