武備志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 23:40 UTC 版)
『武備志』(ぶびし)は、中国明代の天啓元年(1621年)に、茅元儀が編纂・刊行した兵法書。全240巻に及び、膨大な図譜を添付する。
概要
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『武備志』は、以下の5項目からなる。
- 「兵訣評」18巻 「孫子」「呉子」など過去の兵書の要点と評論
- 「戦略考」33巻 春秋から元代までの膨大な戦争の実例を挙げての戦略論
- 「陣練制」41巻 布陣と実戦的訓練について
- 「軍資乗」55巻 営、戦、攻、守、水、火、餉、馬の八項目から軍事技術、兵器、築城など
- 「占度載」93巻 天文気象と卜占について
更に方輿、鎮戍、海防、江防、四夷航海などの地誌航海図を掲載し、「鄭和航海図」「航海天文図」などが含まれる。
また近年は、朝鮮独自の剣術と称される「朝鮮勢法」が図譜とともに解説されていることで知られるようになった。
参考文献
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- 『中国兵書集成』27-36巻 解放人民出版、1989年
関連項目
外部リンク
- 武備志. 序総目,巻目,1-240 / 茅元儀 輯 ; 鵜子直 訓点 - 早稲田大学図書館
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武備志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 05:14 UTC 版)
中国の兵法書『武備志』の99 - 100巻「旌旗」には二十八宿にちなんだ軍旗図と将軍名が記述されており、それによると「斗木豸」(ともくち)、「主將歐喙希節」とある。
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