朝鮮勢法とは? わかりやすく解説

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朝鮮勢法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 08:15 UTC 版)

朝鮮勢法(ちょうせんせいほう)は、李氏朝鮮の双手剣法である。もとは中国を起源とする剣術で、一旦廃れたものを代末期の兵学者である茅元儀が、1621年に朝鮮に残された書誌や口伝を基に『武備志』巻八十六として編纂したためにこの名がある。諸刃(両刀)の直刀を用いる。


  1. ^ a b c d e f g (中国語) 马明达(馬明達) 『说剑丛稿(說劍叢稿)』 兰州(蘭州)大学出版社, 2000. ISBN 7311016320 改訂版:中华书局(中華書局), 2007. ISBN 9787101059151, p. 212 (改訂版 p. 192)「历史上中、日、朝剑刀武艺交流考(歷史上中、日、朝劍刀武藝交流考)」
  2. ^ (中国語) 茅元儀 『武備志』 巻八十六「陣練制 練 教藝三 劍」, 1621年. ”古之劍可施于戰鬥,故唐太宗有劍士千人,今其法不傳。斷簡殘編中有訣歌,不詳其說。近有好事者得之朝鮮,其勢法具備。固知中國失而求之四裔,不獨西方之等韻,日本之《尚書》也。”
  3. ^ (中国語) 茅元儀 『武備志』 巻百四「器械三」, 1621年. ”茅子曰:古之言兵者必言劍,今不用于陣,以失其傳也。餘博搜海外,始得之,其式更不可緩矣。劍無今古,即《武經》之二種而圖之。”
  4. ^ "李朝時代に編さんされた「武芸図譜通志」 伝統武術を総合的に図解", 朝鮮新報, 2006.11.9.
  5. ^ (朝鮮語) "십팔기 종목설명(十八技種目説明)", 十八技保存會(십팔기보존회).
  6. ^ "伝統剣法「朝鮮勢法」を世界に披露する女性剣士", 朝鮮日報, 2010/09/02.
  7. ^ (中国語) "2010年北京首届世界武博运动会 剑道高手下场进行朝鲜势法表演", 全球功夫网, 2010-9-4.
  8. ^ "韓国固有の剣法「朝鮮勢法」、世界陸上の役員に披露", 朝鮮日報, 2011/09/02.
  9. ^ (中国語) 唐豪 「古代中、朝、日剑术交流的若干考察」 in 『中國體育史參考資料(中国体育史参考资料)』第六辑,北京,人民體育出版社(人民体育出版社), 1958年. OCLC 18750342 301618558


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