武芸図譜通志とは? わかりやすく解説

武芸図譜通志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/07 18:56 UTC 版)

武芸図譜通志(ぶげいずふつうし)は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)で編纂された兵書。




「武芸図譜通志」の続きの解説一覧

武芸図譜通志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 23:39 UTC 版)

武芸諸譜」の記事における「武芸図譜通志」の解説

「武芸図譜通志」も参照 1790年正祖の命で、武芸新譜を基に編纂されたものが『武芸図譜通志』である。 この時代には老論派内部でも、絶頂期にあった清の経済力と高い文化認めた「北学派」があらわれ実学風潮が更に高まっている。 内容は『武芸新譜』の十八技に、「騎」「馬上月刀」「撃球(打毬)」などの中国馬上技(唐の時代ペルシャから伝わった可能性あり)、六技を加えた二十四技からなっている。 『武芸新譜』から続いて掲載されたうちで特筆されるのは、「倭剣譜」「交戦譜」と「本国剣」である。 武官金体乾は倭館出入りして剣術習得、更に1682年徳川綱吉将軍就任祝賀して粛宗派遣した朝鮮通信使にも随行し、「土由流」「運光流」「千柳流」「彼流」を学んだという。これに拠ったものが「倭剣譜」「交戦譜」であるが、金体乾が学んだという流派名は存在せず実際は何流であるか判別していない図譜内容日本剣術正確さ検証はされていない。 「本国剣」は新羅時代花郎起源とする伝統剣術とされているが、明代の『武備志』に掲載された「朝鮮勢法」の写しであることがわかっている。

※この「武芸図譜通志」の解説は、「武芸諸譜」の解説の一部です。
「武芸図譜通志」を含む「武芸諸譜」の記事については、「武芸諸譜」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「武芸図譜通志」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「武芸図譜通志」の関連用語

武芸図譜通志のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



武芸図譜通志のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの武芸図譜通志 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの武芸諸譜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS