口伝とは? わかりやすく解説

くち‐づて【口伝】

読み方:くちづて

口伝え2」に同じ。「—に彼の逝去を知る」


く‐でん【口伝】

読み方:くでん

言葉伝えること。くちづたえ

師が、学問技芸奥義などを弟子に口で伝えて教え授けること。また、その教え口授(くじゅ)。口訣(くけつ)。

奥義伝えた文書書物秘伝書


口伝

読み方:クデン(kuden)

口で伝えること


口伝

読み方:クデン(kuden)

中世奥義秘事伝授法。


くでん 【口伝】

奥義などを言葉伝えること。また、それを記した書物口頭伝承されたもの。『旧約聖書』にも口伝の段階があり、『新約聖書』にもそれが認められるという。仏教では、口訣口授面授口訣ともいい、師が弟子の中から特に選んだ者へ、口ずから奥義授けること。本願寺三世覚如二世如信から口伝え聞いていた親鸞言行を、弟子乗専に口授筆記させた書を『口伝鈔』と呼ぶ(三巻)。

口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 03:06 UTC 版)

口伝(くでん)とは、

  1. 情報伝達方法の一つで、口頭で伝えること。くちづたえ。また、伝える行為や伝えられる事柄そのものを指す。同義語に口承伝説伝承
  2. 1から転じて、伝統芸能古武道などの芸道において、師匠が弟子に流派の奥義や秘伝を口伝えに教授すること。また、そうして授受される奥義や秘伝のこと。流派の重要事項や秘匿事項が必要以上に外部に知られるのを避けるために行われる。同義語に口訣(くけつ、こうけつ)、口授(くじゅ、こうじゅ)があるが、現代ではあまり使われない。
  3. 2から転じて、奥義や秘伝を記した書物。口伝書、伝書とも。いわゆる秘伝の書。継承内容の正確性などが向上する反面、外部への情報漏洩の危険性は高まる。時代小説時代劇などでは、こうした書物を巡る事件を描いた作品がしばしば見られる。

関連項目


口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 20:47 UTC 版)

檀山流」の記事における「口伝」の解説

活法 元々は11の型からなる体系であったが、ロバート・レイシュによって35まで拡大された。

※この「口伝」の解説は、「檀山流」の解説の一部です。
「口伝」を含む「檀山流」の記事については、「檀山流」の概要を参照ください。

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