日本でのホイールロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 16:19 UTC 版)
「ホイールロック式」の記事における「日本でのホイールロック」の解説
鎖国によって直接日本にホイールロック式が伝わることはなかったが、久米栄左衛門通賢(江戸後期の讃岐国坂出の人)が鋼輪式点火法を考案している。中国兵書『武備志』に載る「地雷火」の点火法から着想を得たとしている。外観の一部こそ洋式に似ているが、構造上から通賢独自の発明とみられる(四国には通賢弟子作の鋼輪式銃がいくつか見られる)。 漫画『落第忍者乱太郎』では「歯輪銃」という名称で紹介されている。ほか新式銃として登場し、それをめぐる戦いがくり広げられた。当作品の時代設定は戦国時代であるため、時代考証上、日本産ではない(前述しているように久米による日本産の開発は江戸後期である)。
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