日本でのヘルマンハープでの広がり
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「ヘルマンハープ」の記事における「日本でのヘルマンハープでの広がり」の解説
日本ヘルマンハープ振興会会長の梶原千沙都が、2003年に在住中のヨーロッパで日本人としてはじめてヘルマンハープに出会い、ドイツのヘルマン・フェー創業者一族の信任を得て2004年から日本での普及がはじまった。梶原千沙都は、2005年に「日本ヘルマンハープ振興会」の前身である「日本ヘルマンハープ協会」を設立し、ヘルマンハープの発祥についての物語を伝えながら、また、音楽経験や障がい、年齢、性別を問わず、すべての人のための高品質の弦楽器であることを重視した普及を行っている。2015年現在、ヘルマンハープ教室の数は全国に約150ある。日本でも、ヘルマンハープは障害者のみならず健常者に広く愛好され、家庭内で楽しむ楽器として、また、カルチャー教室などではシニア世代の新たな趣味として楽しまれている。障がい者や高齢者施設、学校や幼稚園などの教育機関などでもヘルマンハープが導入され、新たな余暇活動として、様々な年代の人に楽しまれている。2015年現在、3000人以上の愛好家がヘルマンハープを楽しみ、日本各地でボランティアの演奏活動などを盛んに行い、誰もが主体的に演奏に参加する音楽活動が広がっている。
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