日本でのブームと影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 08:30 UTC 版)
「13星座占い」の記事における「日本でのブームと影響」の解説
占星学者のウォルター・バーグ(英語版)(Walter Berg)は、1995年にミットンの発言を占星術に取り入れた13星座占いに関する本をイギリスおよび日本で出版した。ミットンはバーグの著書に対して「占星術上の伝統的な『サイン』と、天文学者たちが実際に観測して利用している天球上の星座と太陽とが重なる位置は、約二千年前は一致していたが、現在の黄道には十三の星座がある。太陽の軌道は以前から『へびつかい座』を通過していたのに、伝統的な占星術の研究者からはなぜか無視されていた。この十三番目の星座は伝統的な占星術の枠組みを大きく変えるだろうと、占星術界に大きな波紋を投げかけている。」といった寄稿をしている。 同年、マーク矢崎が13星座占いに関する本を出版し、その後、1997年までに様々な著者による13星座占いに関する本が出版された。 同じ時期に13星座に関する本が出版されたことについて、アレクサンドリア木星王は、マーク矢崎がバーグの本を見ずに独創的にこんな13星座本を書いたことは信じがたい、誰が見てもバーグの本が日本で出版される情報が洩れてすぐさまコピー本を作ったということだろうと述べている。 13星座占いの概念はファイナルファンタジータクティクスやファイナルファンタジーIXといったファイナルファンタジーシリーズ、センチメンタルグラフティなど日本のポップカルチャーに影響を与えた。
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