スナップハンスロック式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:08 UTC 版)
「フリントロック式」の記事における「スナップハンスロック式」の解説
スナップハンスロック式 (Snaphance lock, Snaphaunce, Snaphaan) は1550年代末頃にオランダ・スペイン・スウェーデン・ドイツ等のうちのいずれかの国で開発されたと考えられている。フリントロック式との違いは当たり金と火皿蓋が独立している点である。 自動で火蓋を開く機構があるため構造は複雑で比較的高価ではあるが、この機構が登場する以前のホイールロック式よりは安価であったことから、イギリスやロシアなどでは普及した。しかし、程なくL字型の当たり金に火皿蓋を兼ねさせる、構造が簡単で安価なミクェレット式が開発されたために取って代わられた。
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