【四式自動小銃】(よんしきじどうしょうじゅう)
旧日本海軍が1944年に開発した自動小銃。
「五式自動小銃」とも呼ばれることがある。
アメリカ軍が使用していたM1小銃(ガランド)の欠点であっエンブロッククリップ式装弾を改めてストリッパークリップ式装弾とした上で、連発機構を模倣する形で設計された。
しかし、日本軍の標準小銃弾であった7.7mm×58弾を使用したため、ガス圧不足による動作不良が多発。
その改修を進めているうちに終戦を迎えたため、実戦使用されることはなかった。
スペックデータ
四式自動小銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 00:22 UTC 版)
四式自動小銃(よんしきじどうしょうじゅう)は、1944年(昭和19年)に大日本帝国海軍が開発した半自動小銃である。しばしばType 5(五式)などとも呼ばれる。
注釈
- ^ 但し、戦時下における他国製兵器の模倣は国や陣営を問わず行われており(イギリスのランチェスター短機関銃、ドイツのパンツァーシュレックやMP3008、アメリカのT24等)本銃特有の問題とは言えない。
出典
- ^ a b c d e “RIFLE, MILITARY - JAPANESE RIFLE TYPE 5 (COPY OF U.S. M1) 7.7MM SN# 53”. Springfield Armory Museum. 2016年7月31日閲覧。
- ^ a b “Japanese Garand WWII Semi-Automatic Rifle”. NRA Museums. 2016年7月31日閲覧。
- ^ RIA: Japanese Army Pedersen Copy Trials Rifle - ForgottenWeapons.com
- ^ RIA: Japanese ZH-29 Copy by Tokyo Gas & Electric - ForgottenWeapons.com
- ^ a b c d e f “'Japanese Garand': The Story of the Type 4”. American Rifleman. 2021年4月6日閲覧。
- ^ Japanese Type 4 Garand copy - ForgottenWeapons.com
- ^ 津野瀬光男『幻の自動小銃 六四式小銃のすべて』光人社、 ISBN 4-7698-2490-4、4頁。
- ^ 津野瀬光男『幻の自動小銃 六四式小銃のすべて』光人社、ISBN 4-7698-2490-4、162頁。
- ^ Our History (Howa Machinery Firearms Dept.) - 豊和工業
- ^ RIA: Japanese Trials Gas-Operated Pedersen Rifle - ForgottenWeapons.com
- ^ EXTREMELY RARE PRE-WWII EXPERIMENTAL SEMI-AUTO MILITARY RIFLE -
- ^ 日本の半自動銃 - 日本の武器兵器.jp
- ^ arisakatype99page - Carbines for Collectors.com
- ^ フランシス・C・アーラン、ドス・H・ホワイト、スタンレー・ジーリンスキー 『The Early Arisakas』 2006年、AK Enterprises、ISBN 0-9614814-5-5、95頁。
- ^ コーワンズ・オークションズ「Rare Japanese Type 35 Experimental Rifle」 - bidsquare.com
- 1 四式自動小銃とは
- 2 四式自動小銃の概要
- 3 登場作品
- 4 外部リンク
四式自動小銃
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詳細は「四式自動小銃」を参照 日本軍によるコピー。「五式」だったとも言われる。
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