二式銃剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 04:56 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動二式銃剣 | |
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種類 | 銃剣 |
原開発国 | 大日本帝国 |
運用史 | |
配備先 | 日本軍 |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
開発史 | |
製造数 | 25,000振り |
諸元 | |
全長 | 32.3 cm (12.7 in) |
刃長 | 19.5 cm (7.7 in) |
二式銃剣(二式短剣)(にしきじゅうけん・にしきたんけん)は日本軍が第二次世界大戦中に使用した三十年式銃剣の派生型である。
解説
当時日本軍が使っていた三十年式銃剣は制定当時としては世界的に見ても平均的な刀身長の銃剣であったが、第一次世界大戦の凄惨な近接格闘を肌で感ずることのなかった日本は改良を怠り、旧式化の為に第二次世界大戦期には諸外国の銃剣と比べると相対的にかなり長めのものとなっていた。多くの装具と共に降下する空挺部隊等ではその長さが邪魔になっていた。 その問題を解決する為に造られたのが当剣である。三十年式銃剣よりも約20cmほど短くなっており、主に空挺部隊で二式小銃や一〇〇式機関短銃と共に使用された。25,000振りが生産された。
関連項目
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二式銃剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:38 UTC 版)
詳細は「二式銃剣」を参照 三十年式銃剣は空挺兵の個人携行品としては長すぎた為に、この問題に対処すべくナイフ型の二式銃剣が開発された。全長は三十年式よりも約20cm短い32.3cmである。主に挺進連隊に配備された二式テラ銃や一〇〇式機関短銃にて用いられた。 製造総数は約25,000振。
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