九九式狙撃銃とは? わかりやすく解説

九九式狙撃銃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 03:22 UTC 版)

九九式狙撃銃(きゅうきゅうしきそげきじゅう)および九九式短狙撃銃(きゅうきゅうしきたんそげきじゅう)は、1940年代初期に開発・採用された大日本帝国陸軍狙撃銃。当時の日本軍主力小銃であった九九式小銃九九式短小銃)をベースとし、九七式狙撃銃とともに第二次世界大戦における帝国陸軍の主力狙撃銃として使用された。欧米圏では有坂銃における代表的な狙撃銃の一つとして認知されている。


  1. ^ 狙撃眼鏡の台座には「九九式短」の刻印を有す。
  2. ^ 長小銃型は最初期に生産を終了し極少数に留まる。
  3. ^ 元々は九七式狙撃銃用で、それを九九式狙撃銃仕様とした物。
  4. ^ 射距離分画300mの位置にある水平線は見越射撃用の目盛を有する。


「九九式狙撃銃」の続きの解説一覧

九九式狙撃銃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:38 UTC 版)

有坂銃」の記事における「九九式狙撃銃」の解説

詳細は「九九式狙撃銃」を参照 旧日本軍もう一つ軍用狙撃銃後者の方が数が多いが、長小銃または短小銃の双方基づいて製造された。7.7×58mmの九九式普通実包使用。無起縁式化され九二式普通実包九七式普通実包使用できた。より大口径でパワフルとなった口径により、反動強くなったものの風による影響を受けにくい弾道特性を得る事ができた。照準器は九七式照準器(2.5倍率)の他、九九式照準器(4.0倍率)が装備され、後に九九式照準器ベース倍率調整機能有する試作品開発行われたそれぞれの照準器には専用ホルスター用意され、しばしば小銃分離して携行された。 旧日本軍では狙撃兵各部隊から射撃技能の高い者が選出され与えられる狙撃銃はその兵士所属する部隊配備されている小火器口径依存していた。即ち、所属部隊配備小銃が6.5mmである場合には九七式狙撃銃、7.7mmである場合には九九式狙撃銃が与えられた。 製造1942年5月より始まり製造総数は約10,000挺。

※この「九九式狙撃銃」の解説は、「有坂銃」の解説の一部です。
「九九式狙撃銃」を含む「有坂銃」の記事については、「有坂銃」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「九九式狙撃銃」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「九九式狙撃銃」の関連用語

九九式狙撃銃のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



九九式狙撃銃のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの九九式狙撃銃 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの有坂銃 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS