日本における狙撃手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:42 UTC 版)
日本軍は大正時代から狙撃銃の研究を始め、のちに九七式狙撃銃(三八式改狙撃銃)・九九式狙撃銃として開発採用された。これらの狙撃銃(総生産数約32,500挺)は一般歩兵の選抜射手に支給されこれを狙撃手とし、第一次世界大戦の欧州派遣テストスナイパー・第二次世界大戦の各戦線で運用された。 現代では陸上自衛隊の普通科連隊狙撃班(志願制)及び特殊部隊の特殊作戦群と海上自衛隊の特別警備隊、警察の銃器犯罪に対応する部隊(銃器対策部隊、特殊急襲部隊など)、海上保安庁の特殊警備隊に狙撃手が配置されている。自衛隊ではM24 SWSを「対人狙撃銃」の名称で採用している。警察や海上保安庁では、主に銃器を使用したテロや武装しての立て篭もり事件などに投入される。
※この「日本における狙撃手」の解説は、「狙撃手」の解説の一部です。
「日本における狙撃手」を含む「狙撃手」の記事については、「狙撃手」の概要を参照ください。
- 日本における狙撃手のページへのリンク