九七式狙撃銃とは? わかりやすく解説

九七式狙撃銃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/12 15:21 UTC 版)

九七式狙撃銃(きゅうななしきそげきじゅう)は、1930年代に開発・採用された大日本帝国陸軍狙撃銃。開発当時の日本軍主力小銃であった三八式歩兵銃をベースとし、九九式短狙撃銃とともに第二次世界大戦における帝国陸軍の主力狙撃銃として使用された。欧米圏では有坂銃における代表的な狙撃銃としても知られている。


  1. ^ 『九七式狙撃銃仮制式制定ノ件』「九七式狙撃銃審査経過ノ概要」
  2. ^ 三八式実包は弾頭が細長く軽量であり、また三八式歩兵銃は腔線(ライフリング)のツイストが急であるため、遠距離射撃時の弾道の偏流(ドリフト)対策として縦目盛は右斜めに入っている。[要出典]
  3. ^ 射距離分画300mの位置にある水平線は見越射撃用の方向分画目盛を有する。
  4. ^ 基本的に弾薬は紙函に納まった状態で支給され、小銃手は弾薬盒に紙函ごと入れて携行した。
  5. ^ これらの狙撃手は戦後、アメリカ軍に捕虜として保護され日本に生還を果たした。


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九七式狙撃銃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:38 UTC 版)

有坂銃」の記事における「九七式狙撃銃」の解説

詳細は「九七式狙撃銃」を参照 旧日本軍2つ主要な軍用狙撃銃のうちの一つ6.5×50mmSRの三八年式実包使用するが、より良い命中精度、軽い反動銃声マズルフラッシュ抑制などの為に十一年式軽機関銃九六式軽機関銃向けに用いられた減装薬弾を使用した工場出荷時にゼロイン調整された九七式照準器(2.5倍率)を装備大まかに22,500挺が製造された。

※この「九七式狙撃銃」の解説は、「有坂銃」の解説の一部です。
「九七式狙撃銃」を含む「有坂銃」の記事については、「有坂銃」の概要を参照ください。

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