日本の7.7mm弾薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 14:46 UTC 版)
「.303ブリティッシュ弾」の記事における「日本の7.7mm弾薬」の解説
日本はイギリスのルイス軽機関銃を元にした留式七粍七旋回機銃(後に九二式旋回機銃)と、ヴィッカースE型重機関銃を元にした毘式七粍七固定機銃(後に九七式固定機銃)を、使用弾薬と共にライセンス生産し、日本海軍航空機に搭載した。イギリスの機関銃の日本版によって使用される7.7mm実包は、.303ブリティッシュ弾(7.7×56mmR)のリムド実包と同規格であり、日本陸・海軍の他の機関銃やライフルで使用される7.7×58mmSRのセミリムド実包や、7.7×58mm Arisakaのリムレス実包と明瞭に異なっている。 普通弾: 174グレイン(11.3g)。アルミニウム/鉛複合弾芯。ニッケル銅被甲。黒の雷管。 徹甲弾: 鋼弾芯。真鍮被甲。白の雷管。 曳光弾: 130グレイン(8.4g)。鉛弾芯。ニッケル銅被甲。赤の雷管。 焼夷弾: 133グレイン(8.6g)。黄燐。鉛弾芯。真鍮被甲。緑の雷管。 高性能榴弾: PETN。鉛弾芯。銅被甲。紫の雷管。 日本海軍の標準普通弾薬はイギリスのMk.7実包と非常に似ていた。両方とも、同じ弾丸重量で、同様の「テールヘビー」設計を断面図から見ることができる。 詳細は「三八式歩兵銃#」を参照 詳細は「九七式狙撃銃#」を参照 詳細は「ベイリーズ・サウス・アフリカン・シャープシューターズ#」を参照
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