試製二型機関短銃とは? わかりやすく解説

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試製二型機関短銃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 23:40 UTC 版)

試製二型機関短銃(しせいにがたきかんたんじゅう)は、第二次世界大戦中に日本で試作された短機関銃である。


  1. ^ この2種類は昭和11年の陸軍技術本部による新型機関短銃審査までには開発されていたが、この審査は南部式機関短銃を採用するためのものではなく、以後の開発に向けて国産機関短銃と海外製機関短銃の比較によるデータ収集を目的としていた。
  2. ^ 試製一型機関短銃は実射試験を通じて銃身と弾倉の問題が判明した。この問題点を改善した上で新たに開発された試製三型機関短銃は、以前の南部式機関短銃とベ式機関短銃を参考としたため、試製一型機関短銃とは大きく外見が異なる。その後、改修三型甲機関短銃、改修三型乙機関短銃などの改良を経て、一〇〇式機関短銃となったのである。
  3. ^ 一〇〇式機関短銃は弾倉がストックよりもかなり前方にあり、全長を短縮することが困難だと判断したとされている
  4. ^ 津野瀬光男著『歴史に見る火器開発裏面史』(かや書房)より (写真あり)
  5. ^ Japanese Model II-A SMG”. 2020年5月20日閲覧。
  6. ^ Gun 1976年8月号より
  7. ^ 陸軍の小火器開発を統括していた銅金義一1943年(昭和18年)に出版した『銃器の科学』で、サブマシンガンを『機関短銃(または自動短銃と呼ぶ)』と記している。


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